彼は、これから始まる日本シリーズで、阪神の戦いを目に焼き付け、自身の成長に役立てることを誓いました
藤川監督からは「25日に始まる日本シリーズを見てもらいたい」と伝えられ、立石は自らのプロ入り後の姿を想像しています
阪神に入団することを意識しながら、この試合を観戦することに胸を躍らせているようです
「もちろん今までと見る心境は変わります
この人たちとできるんだって、うれしさを感じながら見たい」との言葉からも、その期待感が伝わってきます
学生時代から阪神の試合を観ていた立石は、特に「王道の戦い」を印象深く記憶していると話します
全員が打線の起点になり、特に切れ目のない打撃を披露するチームスタイルを称賛しています
更に彼は「フォアボールが取れる」という点に着目し、今季チームが記録したリーグ最多の484四球を手本に自分の戦い方を考えています
「自分自身もアウトになるのは嫌なので」と述べ、自身のプレーにも意識を高めています
立石は11月2日から始まる明治神宮大会に向けても意欲を語りました
この大会では横浜市長杯の優勝を目指し、決勝に進出すれば全国大会にも出場可能です
昨年は準優勝に終わったものの、「勝ち上がるイメージはついているのでチャンスはあると思っています」と自信を見せます
プロ野球界の“先輩”たちの勇姿を見つめながら、立石は自身も阪神タイガースの一員として日本一を目指す気持ちを強くしています
- 選手プロフィール
- 立石正広(たていし・まさひろ): 2003年11月1日生まれ
21歳
山口県防府市出身
180センチ、87キロ
右投げ右打ちの内野手
小学1年生から野球を始め、甲子園にも出場
創価大学では日本代表にも選出された実力派
キーワード解説
- ドラフト: プロ野球選手を指名するためのイベントで、各球団が新入団選手を選ぶことを指します。
- フォアボール: バッターがボール4球を受けて出塁することを指し、選手にとって重要な出塁手段の一つです。
- 明治神宮大会: 大学生野球の大会で、全国の大学チームが集まる重要な大会の一つです。

