阪神・村上頌樹投手、沢村賞受賞ならず。日本ハム・伊藤大海が初受賞

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2025年10月27日に行われた沢村賞選考会では、阪神タイガースの村上頌樹投手(27)が受賞を逃し、日本ハムファイターズの伊藤大海投手(28)が堂々の初受賞を果たした

沢村賞とは?

沢村賞は、特に「本格派の先発完投型」として評価された投手に贈られる賞であり、その年の成績だけでなく、投球内容や完投数といった要素も考慮される

これは通常の最優秀投手賞とは一線を画すもので、特定の基準に基づいて選ばれる

村上頌樹選手の今季成績

村上選手は今季、26試合に先発し、14勝4敗という素晴らしい成績を収め、勝率は7割7分8厘に達し、セ・リーグのタイトル3冠を獲得した

さらに、防御率は2.10、奪三振数は144にのぼり、完投数は3、投球回は175回3分の1だった

伊藤大海選手の強さ

対照的に、伊藤選手は27試合に先発し、14勝8敗、リーグトップの195奪三振、防御率2.52という成績を記録しており、特に完投数が6で、投球回が196回3分の2であったことが評価された

これにより、彼は村上選手の成績を上回り、選考理由となった

選考基準について
沢村賞の選考基準は以下の7項目に基づいている

基準項目内容
115勝以上
2150奪三振以上
310完投以上
4防御率2.50以下
5投球回200以上
6登板25試合以上
7勝率6割以上
村上選手とともに、横浜DeNAベイスターズの東克樹(29)選手、福岡ソフトバンクホークスの有原航平(33)選手も候補に挙げられたが、伊藤選手の成績には及ばなかった

今回の沢村賞選考で村上選手は受賞を逃したが、その活躍は疑いようがないものだ。特にセ・リーグでのタイトル獲得は大きな功績であり、今後の成長が期待される。伊藤選手の受賞は明確な実力を示すものであり、競争が一層激化することが予想される。
キーワード解説

  • 沢村賞とは?
  • 本格派投手とは?
  • 完投数とは?

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