阪神、完敗の第2戦 デュプランティエ投手が大誤算
2025年10月26日、みずほペイペイドームで行われたSMBC日本シリーズ2025の第2戦において、阪神タイガースが福岡ソフトバンクホークスに1対10で完敗しましたこの結果により、シリーズは1勝1敗のタイに持ち込まれました
阪神の先発投手であるジョン・デュプランティエ(31)が、実戦から2カ月以上離れていたにもかかわらず先発として起用されましたが、1回2/3を7失点という結果で降板しました
これは球団史上、日本シリーズにおける先発投手の最多失点記録となりました
デュプランティエ投手は、レギュラーシーズンで奪三振に優れた成績を収めていましたが、今回は全く調子が出ませんでした
初回に4安打を浴び、すぐに3失点を喫しました
特に、周東選手による右前打と山川選手による2点二塁打が響きました
彼の得意な直球も打たれ、威圧感が薄れていた状況で期待に応えることができませんでした
2回には四球を与え、その後の暴投でも失点を重ね、近藤選手に適時二塁打を許したことで降板
その結果、分かりやすく言えば「この日のデュプランティエは非常に悪かった」と自己評価しました
彼は、今までのキャリアの中で何度か悪い日があったとコメントし、言い訳を避けました
監督の藤川球児(45)は、「相手が集中力を上回った」と語り、試合の結果を冷静に受け止めました
デュプランティエは普段の実力からは考えられない結果でしたが、前日のガーデニング方式でわざと先発投手を隠した藤川監督にとっては想定外の大誤算であったと言えます
次回、10月28日の甲子園での第3戦で阪神は巻き返しを図ります
今回の阪神とソフトバンクの試合では、チームの期待を背負って先発したデュプランティエ投手が非常に厳しい結果に終わりました。実戦から2カ月のブランクが影響したのか、彼のパフォーマンスには違和感があり、チーム全体にとって松田選手が投げて踏ん張らなければならない状況になりました。次戦での挽回が期待されます。
キーワード解説
- デュプランティエとは? 阪神タイガースの助っ人投手で、身長193センチの右腕。レギュラーシーズンでは奪三振能力に優れ、防御率1.39を記録するなど期待されている選手。
- 日本シリーズとは? 日本プロ野球におけるチャンピオンシップシリーズで、両リーグの優勝チームが対戦する一大イベント。
- 暴投とは? 投手が本来のコースから逸れたボールを投げてしまうことで、キャッチャーが捕れないために走者が進塁することを許してしまう投球。
- 奪三振とは? ピッチャーがバッターを三振に仕留めることで、逃したアウトのうち有効なアウトの一つである。

