西武の高橋光成と今井達也、ポスティングシステム利用でメジャー移籍を検討

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西武ライオンズが今オフ、ポスティングシステムを活用してメジャーリーグ(米大リーグ)への移籍を模索している高橋光成選手(28)と今井達也選手(27)が、10月27日にベルーナドームで行われた秋季練習に参加しました

ポスティングシステムとは、 MLBチームが他の国の選手を獲得する際に使用する制度で、選手が所属するチームが同システムを承認し、一定の期間内に希望を表明する必要があります

申請期間は11月1日から12月15日までとされており、両選手ともに海外フリーエージェント(FA)権を持たないため、移籍には球団の同意が不可欠です

国内FA権を5月に取得した高橋は、「まだ決まっていないので、はっきりしたことは言えない」と述べ、自身の今後について慎重に言及しました

一方、正式にメジャー挑戦を表明した今井は、「(米移籍となれば)通訳の方やトレーナーの方にも迷惑がかからないようにしないとと思っています」と語り、移籍に関わる人々への配慮を示しました

さらに、30日から始まる秋季キャンプでは、両選手は所沢組に振り分けられますが、チーム本隊とは別に自主トレーニングを行う予定です

広池浩司球団本部長(52)は「日本シリーズが終わってから、もう一回ちゃんと話さないといけない」と述べ、選手たちの動向に注目が集まる中での今後の話し合いの必要性を訴えました

西武の高橋光成選手と今井達也選手がポスティングシステムを用いてのメジャー移籍を希望していることは、彼らのキャリアにとって大きな一歩です。このシステムを利用することで、選手は海外チームからのオファーを受けやすくなりますが、球団の承認が必要な点で緊張感が漂います。両選手の挑戦が成功することを期待しています。
キーワード解説

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  • メジャーリーグとは?
  • フリーエージェント(FA)権とは?

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