中日・松山晋也投手がセーブ王に輝く、次なる目標はWBC

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プロ野球中日の松山晋也投手(25)は、育成選手として入団してから3年目の2025年シーズンにおいて、セーブ王のタイトルを初めて獲得しました

年間46セーブは、セ・リーグのタイ記録であり、2005年の岩瀬仁紀選手と2007年の藤川球児選手に並ぶ日本人最多記録です

彼はこの素晴らしい成果を収めることで名守護神の仲間入りを果たしました

松山投手はシーズンの総括として自己採点を行い、「90点、いや95点くらい」と高い評価をつけました

しかし、セーブ王を単独で取れなかったことや、チームがクライマックスシリーズに進出できなかったことに対しては心残りがあると述べました

今シーズン、彼がセーブに失敗したのは唯一9月6日の巨人戦のみで、他はすべて成功に終わりました

「そこまでがうまくいきすぎていた

ミスがなかった分、ミスした時には慎重になりすぎていた」と分析し、コントロールには自信を持っているものの、過度な意識が良くなかったと自己反省しました

シーズン中、連日メディアからセーブ王争いについて質問されることが続きましたが、「もう本当どうでもよくて、ぶっちゃけ」と心境を語りました

メディアが自分を取り上げてくれることには感謝しているものの、自身のパフォーマンスには影響を及ぼさないと強調しました

また、今年から抑えとして成績を残している松山投手は、昨年までのセットアッパーとしての役割にあった際のプレッシャーから解放されたことで、メンタルが大きく改善したと感じています

「抑えの方が気持ち的には楽」とし、八回を投げるよりも九回の方が楽だとコメントしました

夏場に右尺骨肘頭疲労骨折で離脱したものの、早期の発見により軽傷のうちに復帰できたことに感謝しています

松山投手は「感覚的にちょっと張りがあったので、これはやばいなということに気づけた」と述べ、チームでのコンディション管理が功を奏したと語りました

今後の目標として、来春に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に対する意気込みも感じさせるコメントを残しています

松山晋也投手がセーブ王に輝いたことは、彼の才能と努力の結晶であり、これからの成長が期待されます。特にメンタル面の改善が彼のパフォーマンスに大きく寄与していることが証明されました。来年のWBCでの活躍にも注目したいところです。
キーワード解説

  • セーブ王とは?プロ野球において、あるシーズン中にもっとも多くのセーブポイントを挙げた投手に贈られるタイトルです。
  • クライマックスシリーズとは?日本のプロ野球で、レギュラーシーズンの上位チームがプレーオフ形式で戦うシリーズです。
  • メンタルとは?心の状態や意識のことを指します。スポーツにおいては、プレッシャーに対する対応力などが重要です。

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