巨人・岡本和真が米大リーグ挑戦を表明、チームへの影響力も際立つ

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2025年10月28日、巨人の4番打者、岡本和真(29)が今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦する意向を示した

ポスティングシステムとは、メジャーリーグの球団が日本のプロ野球選手を獲得する際、移籍先の球団がその選手の権利を所有する球団に対して一定額の金銭を支払う仕組みである

岡本は2018年から6年連続で30本以上の本塁打を放ち、3度の本塁打王と2度の打点王に輝いた実績を持つ

彼の存在が巨人に与えた影響は計り知れない

今季、岡本は5月に左肘の靱帯を損傷し、長期離脱を余儀なくされたが、約3ヶ月に及ぶリハビリ期間中でも他の選手へのサポートを続けていた

川崎市のジャイアンツ球場で、制限のある中で体を動かしていた岡本は、若手投手の代木とコミュニケーションをとる機会を持った

代木は「真っすぐの強さは1軍レベル」と岡本から打撃に関する貴重なアドバイスを受け取ったことを嬉しそうに語った

また、高卒1年目の石田充選手とも交流を深め、「とにかく球が強い投手が打者は打ちにくい」といった具体的な助言を行った

岡本は、自らが持つ経験を後輩たちにしっかりと伝える姿勢を見せた

彼は、当初はインドア派として知られていたが、後輩との食事や交流を大切にし、自身が成長するきっかけにしてきた

昨季まで主将を務めていた彼は、表に出る言葉ではないが、周囲からは「オンとオフの切り替えがすごい」と評価されており、その姿勢がチームの士気を高めている

岡本は会見で「日本一になりたかった」と述べ、今後の挑戦への意気込みを明かした

彼の背番号25の思いは、巨人の栄光へとつながるだろう

岡本選手が米大リーグ挑戦を表明したことで、巨人の中心選手が新たなステージに向かうことが期待されています。彼の影響力は若手選手にも良い刺激を与え、チーム全体にポジティブな影響を与え続けるでしょう。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に、移籍先の球団が以前の球団に一定額の金銭を支払う仕組みのことです。
  • 靱帯とは?:関節を安定させるために骨と骨を結びつけている組織のことを指します。スポーツでは特に損傷が多く見受けられます。

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