この試合、ソフトバンクが1点リードして迎えた6回、2死一、二塁の場面で、阪神の坂本が打ち上げた飛球を今宮がファインキャッチした
この瞬間、球場は静まり返り、同点の危機を免れた今宮の見事な守備に観客は驚嘆した
ファインプレーの詳細
この日の試合、坂本が打った飛球は本来であれば左前への安打になる可能性が高かったしかし、今宮は背走しながらのジャンピングキャッチでこのピンチを切り抜けた
今宮本人は「最初は余裕でいけるのかなと思ったが、少しフワフワした感じで、最後の瞬間にグラブに収まった」と、そのプレーを振り返り笑顔で結んだ
過去の名プレーを再現
今宮のこのプレーは、11年前の守備とも関連付けられている2014年6月8日の交流戦では、彼は同じ甲子園で難しい打球をキャッチした経験があり、今回のファインプレーはその再現とも言える
過去には、ボールが一度グラブからこぼれるも、空中で再度キャッチするという曲芸的なプレーを見せていた
キャリアの中での調整
今宮は5年連続でゴールデングラブ賞を受賞するなど、日本を代表する遊撃手だが、今季は故障が続いており、3度の離脱を経験した9月27日時点ではポストシーズンに向けて2軍で調整していた
しかし、今シリーズではスタメンとして起用され、その期待に応えるプレーを見せた
ファインプレーがもたらしたもの
今宮の美技は、味方投手にとっても大きな安心感を与えるものであり、彼自身の立ち位置を強く示した今後の試合でも、こうした守備力がチームにプラスとなることが期待される
今宮健太選手のファインプレーは、技能の高さを証明するものでした。故障から復帰したばかりであっても、彼の守備は依然としてトップクラスであり、今後のシリーズでの活躍が期待されます。また、こうしたプレーがソフトバンクの士気を高める要因となることでしょう。
キーワード解説
- ファインプレーとは？プロ野球などで見られる、非常に難しいインプレーを成功させることを指します。このようなプレーは、選手の技術と集中力を必要とします。
- ゴールデングラブ賞とは？プロ野球において、守備が特に優れた選手に贈られる賞です。優れた守備力を持つ選手を表彰するためのものです。
