ソフトバンクのドラフト1位指名の背景について、小林至氏が語る

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元ロッテ投手で、現在は桜美林大学の教授として活動する小林至氏が自身のYouTubeチャンネルで、ソフトバンクがドラフト1位指名した米スタンフォード大学の内野手、佐々木麟太郎選手について語りました

小林氏は、13年前のドラフトでの後悔と関連付けて、ソフトバンクの指名の理由を説明しました

ドラフト会議の結果

10月23日に行われたドラフト会議では、ソフトバンクとDeNAが佐々木選手を1位入札し、抽選の結果、ソフトバンクが交渉権を獲得しました

小林氏はこの驚きの結果について、「1位というのは予想していなかった」と語ります

大谷選手の指名回避

小林氏は、2012年のドラフト時における大谷翔平選手の事例を挙げました

当時、大谷選手は「NPBには行きません」と公表していたため、多くの球団が指名を避けたのです

その中にはソフトバンクも含まれていました

小林氏は、「日本ハムが強行指名した時、私たちのテーブルにいた球団は驚愕して腰を抜かした」と回想しました

後悔の念

大谷選手が入団し、大活躍を見せたことにより、小林氏は指名しなかったことに後悔の意を表しました

「その時点でのナンバーワンの選手を逃したことを痛感しました」と言い、「リスクを負ってでも獲得に動くべきだった」との感想を述べました

佐々木選手指名の狙い
小林氏は、ソフトバンクの佐々木選手指名の理由について、13年前の経験が影響していると考えているようです

「ソフトバンクは戦力が充実しているため、入団しなくても困ることはない」と述べ、冒険する余裕があるチームとの見解を示しました

今後の交渉について

佐々木選手との今後の交渉に関しては、来年7月に予定されるMLBドラフトの結果によって大きく左右されると小林氏は予測しています

「現地の評価では、3巡目から4巡目程度」とされ、MLBからの評価が交渉に影響するでしょう

MLBドラフトとは?
米国のメジャーリーグベースボールが毎年行う、選手を新たにチームに加入させるための選抜試験です

今回の小林至氏の発言から、ソフトバンクが佐々木麟太郎選手を指名した背景には、過去の大谷選手の事例が影響していることが浮かび上がりました。球団の判断においては、過去の失敗から学ぶことが不可欠であり、未来の成功に繋がる高いリスクを取る姿勢が重要です。
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