ソフトバンク・今宮が名プレー再現:日本シリーズ第3戦のヒーローに

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◇SMBC日本シリーズ2025 第3戦 ソフトバンク2-1阪神(2025年10月28日 甲子園) 日本シリーズ第3戦で、ソフトバンクの遊撃手・今宮健太選手が、11年前の名とも言えるスーパーキャッチを再現し、試合の勝利に貢献した

6回2死一、二塁の場面で、阪神の坂本選手が打った鋭い打球が左翼と遊撃の間に落ちそうな瞬間、今宮選手は背走しながらジャンピングキャッチを成功させ、同点の得点を防いだ

このプレーは、14年6月8日の交流戦を彷彿とさせるもので、当時も甲子園球場で今宮選手が見せた後ろ向きにダイビングするスーパーキャッチだった

ボールは一度、グラブから出たものの、空中で逆シングルで掴み直すという驚異的な技術を駆使した

その際も観客を魅了し、プロ野球の歴史に刻まれるプレーとなった

今宮選手は試合後、「1点を防げて勝ちにつながったのはよかった」とコメントし、チームの一員としての責任感を表現した

明豊高校時代には投手としても活躍し、最速154キロの球速を記録した経歴を持つ彼にとって、甲子園球場は特別な場所である

今宮選手のプレーは、ただの守備に留まらず、チームの勝利への貢献として大きな意味を持つ。彼の高い守備力に加え、あの名プレーを再現したことで、一層チームの士気が高まったことは間違いない。歴史に残るプレーが、さらに彼の名を輝かせることになるだろう。
キーワード解説

  • スーパーキャッチとは?:野球において非常に困難な捕球を成功させるプレーを指し、特にダイビングや飛びついてのキャッチが評価される。
  • ジャンピングキャッチとは?:選手が飛び上がってボールをキャッチするプレーで、高い打球を掴むための技術。
  • ダイビングキャッチとは?:地面に飛び込むようにして捕球する技術で、守備位置からの距離を瞬時に判断する能力が必要。

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