昨季ルーキーイヤーを迎えた西舘選手は、28試合に登板し、1勝3敗、20ホールド、防御率3.82という成績を残した
特に昨年7月から先発に挑戦し、ローテーション入りを目指して努力を続けた
更に、昨年11月から約7週間にわたってプエルトリコでの武者修行を行ったが、体調不良により出場機会はわずかに留まり、5試合(先発1試合)で0勝1敗、防御率4.97という結果に終わった
それでも、西舘選手はこの海外修行から「飛躍へのヒント」を得たと語る
修行後のインタビューでは、プエルトリコの情熱的な試合後の雰囲気について触れ、試合の勝利後にはロッカールームでの盛り上がりが印象的であったと述べた
「乱闘もありましたし、勝った後のロッカールームはドンチャン騒ぎでした」と飾らない言葉で表現している
勝利の後、ロッカールームは常にミラーボールが点灯し、スペイン語のノリノリな音楽が爆音で流れる様子が描かれている
「すごかったですよ(笑い)
いろんな国から来た選手が多くて、『こうなるのか!』と思いました
ずっと笑ってました」と、選手同士の感情豊かな表現を嬉しそうに振り返る
マウンドに立つ西舘選手は普段からクールな表情で知られているが、プエルトリコの投手コーチから「マウンドに上がったら自分が一番だという気持ちで堂々と投げろ」と常に指導されていた
将来に向けて、感情を開放し、さらなる飛躍を誓う西舘選手の姿勢に期待が寄せられている
西舘選手が自主トレを公開したことは、チームにとって良い影響をもたらすでしょう。プエルトリコでの経験を通じて、彼が獲得した感情表現やチームワークの大切さは、今後のパフォーマンスに大きく寄与することが期待できます。
キーワード解説
- 自主トレとは?:自主トレとは、選手自身が計画し行うトレーニングのことを指します。チームに所属する選手が、シーズンオフやオフ期間に行うことが一般的です。
- ホールドとは?:ホールドとは、投手が試合に出場し、チームが勝利する状況で相手チームに得点を許さず、後続のピッチャーが試合を締めくくるまでの投球数を指します。この成績はリリーフ投手にとって重要な指標です。
- ローテーションとは?:ローテーションとは、先発投手が順番に試合に出る方式のことを指します。通常、5人から6人の投手がローテーションを組むことで、怪我や疲労を避けることができます。