2025年も多くの選手たちに戦力外通告が告げられ、その中にはキャリアを通じて複数回の戦力外通告を受けた選手も存在しています
今回は、その中から鈴木康平選手について詳しく掘り下げてみます
鈴木康平選手のキャリア
鈴木康平選手は、1994年1月21日生まれの右投右打の投手で、身長186cm、体重92kgです高校は千葉明徳高を卒業後、国際武道大学、一旦は社会人野球の日立製作所で活躍
2017年のプロ野球ドラフトで2位指名を受けてオリックス・バファローズに入団しました
プロ初期の活躍
プロ入り2年目の2019年、鈴木選手は19試合に先発登板し、4勝6敗、防御率は4.31という成績を収めました特に2021年には中継ぎ投手としてキャリアハイとなる34試合に登板し、防御率3.03で自己ベストを記録しました
その年、オリックスは日本一に輝き、鈴木選手もその一翼を担いました
転機と苦境
しかし2022年、鈴木選手は14試合の登板に留まり、防御率は6.75と成績が大きく落ち込んでしまいました2023年には廣岡大志選手とのトレードで読売ジャイアンツに移籍しましたが、そこでの33試合の登板でも防御率は6点台と苦しみました
引退への決断
2024年には巨人から戦力外通告を受け、その後ヤクルトに育成契約で入団支配下復帰を目指しましたが成績は振るわず、ついに2度目の戦力外通告を受けることになりました
鈴木選手はこの結果を受け、現役引退を発表しました
しかし、2021年にオリックスの日本一に貢献した事実は決して色褪せることはありません
鈴木康平選手のキャリアは波乱に満ちていましたが、日本一のメンバーとしての栄光は色褪せることがありません。今回の戦力外通告を契機に引退を選択したことは、選手としての誇りを守る選択とも言えます。
キーワード解説
- 戦力外通告とは?
- 防御率とは?
- 中継ぎ投手とは?

