ソフトバンクが育成ドラフト7位でエミール・セラーノ・プレンサ外野手を指名
福岡ソフトバンクホークスは、育成ドラフトにおいてドミニカ共和国出身の幸福の科学学園高のエミール・セラーノ・プレンサ外野手を7位で指名した29日に行われた指名あいさつでは、作山和英アマスカウトチーフ補佐と宮田善久アマスカウトがエミールに直接会って歓迎の言葉を伝えた
恵まれた体格と長打力
エミールは189センチ、109キロという恵まれた体型を活かす形で、持ち前の長打力が魅力だ父は中日ドラゴンズで活躍したドミンゴ・グスマンさんで、彼の血筋を受け継いでいる
仲間とのコミュニケーション
エミールは陽気な性格で、既にソフトバンクでプレーする同郷の育成選手、デービッド・アルモンテ内野手らとインスタグラムで連絡を取り合ったりしているこのような関係性は、新天地の福岡での生活への不安を軽減させる要因となる
右投げの打者としての成長
13歳から野球を始めたエミールは、これまでのキャリアは短いが着実に成長を遂げてきた高校通算では22本塁打を記録し、投手としても145キロを計測する才能を示しているが、プロでは打者一本で勝負を決める意向だ
木製バットでの練習と感謝の心
最近では、母国から送られてきた木製バットを使って練習を重ねているが、バットが折れて困っていたところ、学校関係者から新しいバットをプレゼントされたエミールは「折らないように」と手入れを怠らず、そのことを感謝する心を持つ17歳である
未来への期待
宮田アマスカウトは、エミールの将来に期待を寄せており、プロに入った後に体をしっかり作り、基礎を固めていくことでさらなる成長が見込めると語っているソフトバンクが重視する育成方針である「一芸重視」も背景にあり、選手たちが各自の強みを伸ばしていく姿勢が求められている
エミールは、福岡・筑後のファーム施設での厳しい競争を通じて、自身の素質を開花させる日を信じて挑戦を続けることになる
新しい環境でどのように成長していくか、大きな注目が集まる
この記事は、ソフトバンクホークスが育成ドラフトで指名したエミール・セラーノ・プレンサ選手の抱負や特長を紹介しています。彼の恵まれた体格や長打力、周囲とのコミュニケーション能力などが強調されており、今後の活躍に期待が高まります。また、球団の育成方針についても触れており、選手が持つ個性を大事にする姿勢が見えます。
キーワード解説
- 育成ドラフトとは? プロ野球チームが将来の選手を育成するために、未契約の選手を指名して育てる制度。
- 長打力とは? バッターがボールを打った際に、飛距離が大きい打撃の能力を指す。
- 木製バットとは? 野球のバットの一種で、主に木材で作られており、メジャーリーグでも使用される。
- 一芸重視とは? 選手一人一人の得意な部分を伸ばすことを重視した育成方針。

