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阪神・小幡竜平、自主トレでのフォーム回帰を発表 – 開幕スタメンを狙う

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阪神タイガースの内野手、小幡竜平選手(24)が16日、沖縄県で行われた自主トレーニングを公開し、プレーの原点に立ち返ることを発表しました

昨季は「すり足打法」と呼ばれる特殊なバッティングフォームを採用していましたが、今季は右足を高く上げる「一本足打法」に戻す意向を示しています

このスタイルは、体重を一方の足に集めてからバッティングに入るため、打撃時の瞬発力を高めることが期待されます

競争に臨む決意

小幡選手は「開幕スタメンは過去1回経験があるが、その後出続けることが自分にとって重要」と語り、今シーズンは継続してチャンスを掴み取る気持ちを表明しました

昨シーズンは、開幕スタメンを獲得した後、木浪選手にレギュラーの座を譲ることとなりましたが、麻痺した体感を取り戻すための努力を続けています

昨季の怪我からの復帰

昨年は、木浪選手が怪我で離脱する中、小幡選手が遊撃手として起用されましたが、彼自身も左太ももを痛め、出場が困難になりました

これにより以前の打撃フォームが崩れ、「すり足打法」に変更

今季は上げた足でタイミングを取るフォームに戻すことを決意しました

「力が伝わりやすい」と自信を見せ、練習を積んでいます

徹底したトレーニングと準備

小幡選手は、昨年のエラーを反省し、打撃練習を早期に開始しました

特に怪我の再発を防ぐために、体幹トレーニングには毎日のように1時間半を費やしています

「2月1日のキャンプインに向けて十分に準備し、春季キャンプでは結果を出したい」と語り、練習に取り組む姿勢を見せました

毎日、約8時間の練習を行っており、積み重ねた努力が結果につながることを願っています

展望と意気込み
開幕戦は3月28日に予定されており、小幡選手は「守備力は自分の武器」と強調しました

チームの中で遊撃手として活躍し、一年間その座を守り続けることが目標です

新たなシーズンでの活躍を期待される彼の姿に、ファンの期待も高まっています

今回の小幡選手の発表は、彼が自己の成長とチームへの貢献を強く意識していることを示しています。バッティングフォームの改善に加え、身体能力の強化にも努めている姿勢は、ファンからの期待を一層高めるでしょう。シーズンが始まるまでの期間を利用して、しっかりと準備を整えて臨む彼の姿勢は、多くの選手にとって模範となるはずです。
キーワード解説

  • 一本足打法とは? - バッティングフォームの一種で、打者が打つ際に一方の足に体重を乗せ、その足を地面から持ち上げた状態でスイングを行う方法です。スイングの瞬間に力を集中させることで、強い打球を飛ばすことが期待されています。
  • 体幹トレーニングとは? - 体幹とは体の中心部分を指し、体幹トレーニングはその部分を強化するための運動です。バランスや柔軟性を高めるために重要で、特にスポーツにおいては怪我防止やパフォーマンス向上に寄与します。
  • すり足打法とは? - バッティング時に前足を地面に摩擦させながらスイングするスタイルで、バッティングフォームの一つです。タイミングをとるために使われることがありますが、精度やパワーを損なうこともあります。

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