ソフトバンクは、３－２で逆転勝利を収め、第１戦の黒星から見事に４連勝を果たした
逆転劇の裏にあった選手たちの活躍
試合の重要なポイントとなったのは、8回に柳田悠岐外野手（３７）の2ランホームランこれによりソフトバンクは同点に追いつくことに成功した
さらに、延長11回には野村勇内野手（２８）が勝ち越しとなるソロ本塁打を放ち、勝利を決定づけた
小久保監督のリベンジ成功
就任2年目の小久保裕紀監督（５４）は、昨年の日本シリーズで敗れたＤｅＮＡからの雪辱を果たし、チームを再び栄光へ導いた山川穂高が主役に
日本シリーズのMVPには、完全復活を遂げた山川穂高選手が輝いた「緊張感のある試合が続き、ドキドキしながらプレーしていました」と語る彼は、この日も終盤に1安打2出塁と貢献
5試合での打率は3割8分5厘、7打点を記録し、第2戦から史上6人目となる3戦連続本塁打を達成した
山川のシーズンを支えた要因
今季は不振に苦しみ、4番の座を明け渡していたが、最終的には納得のいくスイングを取り戻した「日本シリーズでは秘密にして戦いましたが、シーズン全体の準備が不足していた反省があります」と悔いを残しつつも、来季に向けた意欲を見せた
アキレス腱の限界と未来への挑戦
山川は主力野手で唯一、故障離脱がなかったものの、「アキレス腱が限界」と告白シーズン前半から辛抱強く戦ってきたが、練習やウォーミングアップに影響が出ていたという
「反省するべき点は多い」としながらも、次回のシーズンへの強い意志を示した
「早く練習したい
この感覚を忘れたくない」と語る山川
通算275本の本塁打を誇るスラッガーは、まだまだその輝きを失わないことを約束した
ソフトバンクが日本シリーズで逆転勝利を収めたことは、チームの団結力や選手のパフォーマンスに基づいたものです。特に山川穂高選手の復活は印象的で、日本一に輝くためには必須の要素でした。来季に向けての意欲を語った山川選手には、さらなる成長が期待されます。
キーワード解説
- MVPとは？最優秀選手のことで、特定の大会やリーグで最も優れた選手に贈られる賞です。
- ホームランとは？野球において、打者がボールを打つと同時に、外野のフェンスを越えて得点することです。
- 監督とは？スポーツチームを指導し、戦略を考える人のことを指します。また、選手の育成や試合の戦術を決める重要な役割を担います。
- 逆転勝利とは？試合中に劣勢だったチームが、逆に勝利することです。特に最後の局面での逆転は感動的な場面として記憶に残ります。
- アキレス腱とは？ふくらはぎの筋カ上部からかかとの骨につながる腱のことで、ランニングやジャンプなどの動作にとても重要です。
