彼はこのシーズン、2年連続で開幕投手を務め、14勝を挙げる活躍でリーグ2連覇に貢献し、さらに2年連続での最多勝タイトルを獲得した
日本シリーズでは第1戦と第5戦に先発し、特に第5戦においては中4日での登板というタイトなスケジュールながらも、チームの勝利に貢献した
有原選手は、これまでの経験から「日本一を勝ち取る喜びは格別」と語る
前年のファイナルでは自ら敗北を味わったため、勝利の難しさを身をもって理解している
「この1年間は非常に苦しいシーズンだったが、最終的に仲間と共に喜べて、良い形で終われたことを嬉しく思います」と有原選手はコメント
特に、今季はスタートから苦しみ、フォームの微調整や球の見直しを行った結果、シーズン後半には自信を取り戻すことができた
そして、「守ってくれた内野と外野の選手に感謝しています
僕はゴロピッチャーなので、内野ゴロを多く打たせることがリズムを作るために重要」と、自身の投球スタイルについても言及した
また、有原選手はキャッチャーとのコミュニケーションが大切だったと強調した
昨年までバッテリーを組んでいた甲斐捕手が巨人に移籍した後、新たに海野捕手とタッグを組んだことで、自身の投球スタイルやリズムを再調整することができたという
「まだまだ課題はありますが、これからも努力は怠らず、チームに貢献できるように頑張ります」と、今後への意気込みを語った有原選手
彼の今後の活躍にも期待がかかる
有原選手の手記からは、プロ野球選手の苦労やチームとの連携の重要性が強調されています。特に、キャッチャーとのコミュニケーションを大切にしている点が印象的でした。今後の活躍が一層楽しみになります。
キーワード解説
- 最多勝とは？：プロ野球で、最も多くの勝利を挙げた投手に与えられるタイトルで、投手の実力を示す重要な指標の一つです。
- ファウル：打者が投げられた球を打ったが、フェアエリア（球が打たれて進むべき場所）ではない位置に飛ばした球のこと。打者が自らの打撃を調整するために必要な状況です。
- ゴロピッチャーとは？：特に内野ゴロを多く打たせるスタイルの投手のことを指します。ゴロを多く打たせることでアウトを取りやすく、チームの守備を助けます。
