巨人・泉圭輔投手、先発転向を希望しブルペンで202球を投げる

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巨人の泉圭輔投手(28)が11月1日、今シーズンの秋季キャンプで先発転向の意向を示しました

この日はジャイアンツタウンスタジアムにて、ブルペンで計202球を投げる力投を見せています

泉は打者の模型を用いて投球のコントロールを確認し、阿部監督がその様子を見守りながら助言を行う姿も見受けられました

泉投手は「元々、真っすぐを武器にしてきた人間ですので、高めに強い真っすぐを100球連続で投げ続けました」とコメント

彼は当日の練習を振り返り、「意外と投げられるんだなと思いました

気持ちが乗ってきたら、202球を投げられるんだと実感しました」と述べました

泉は2023年のオフにソフトバンクから交換トレードで巨人に加入し、移籍2年目の今季は中継ぎとして10試合に登板し、防御率5.84でした

来季に向けては先発転向を志願しており、「今年は回またぎもあり、いろいろ考えた結果、先発の方がチャンスがあると思っています

来年がダメなら契約もないと思っているので、覚悟を持って先発をやろうと思っています」と語り、背水の決意を明かしました

また、彼はみやざきフェニックス・リーグのくふうハヤテ戦(10月16日、サンマリン)で自ら先発を申し出て挑戦しましたが、結果として2回4安打4失点の成績に終わりました

「結果は散々でしたが、チャンスをいただけたことは本当に感謝しています

無駄にしないためにも、先発で挑戦していきたいと思います」と気を引き締めていました

泉投手が先発転向を目指す姿勢には、プロ意識の高さが窺えます。今季の防御率が低い中での決意表明は、自身のキャリアの岐路に立つ重要な決断でもあり、成功を期待するファンも多いことでしょう。
キーワード解説

  • 先発転向とは?:先発転向は、ピッチャーが通常の中継ぎや抑えから、試合の最初から投げる役割に変わることを指します。
  • ブルペンとは?:ブルペンは、試合中にリリーフピッチャーが投げる練習をする場所を指し、ピッチングコーチや監督がその様子を確認することが多いです。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が1試合あたりに何点取られたかを示す指標で、低いほど優秀な成績とされます。

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