日本ハム・北山亘基投手がWBC球による魔球習得に挑戦

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日本ハムの北山亘基投手(26)が1日、秋季キャンプでブルペンに初めて入り、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)球での魔球習得に手応えを示しました

北山投手は、15日と16日に開催される侍ジャパン強化試合メンバーに選出されており、この機会を生かすべく、さらなる成長を目指しています

WBC球の特性について

北山投手が使用しているWBC球は、通常の野球ボールとは異なり、表面がツルツルしていて硬く、変形しにくい特性を持っています

この特性により、ボール自体の回転や落ち方に大きな影響を与えるため、投手にとっては新たな挑戦となります

ブルペンでの練習内容

秋季キャンプの2日目に、北山投手はフォークボールを中心に約30球を投げました

彼は「リリースのタイミングが日本のボールと違う

そこさえ合えばすごい落ち方をする」とコメントしており、WBC球の特性を活かした投球に意欲を見せています

コーチとの分析

ブルペンでは金子2軍投手コーチとともに、一球一球を丁寧に分析

球速や落ち幅などのデータを確認しながら、WBC球を投げる感覚の違いについても研究を進めています

将来に向けた展望
今シーズン9勝を挙げた北山投手は、「相手が想像しないボールや軌道を深掘り、求め続けていきたい」と語り、2021年に入団以来の目標である来春のWBCメンバー入りへ向けての武器を身につけようとしています

北山投手がWBC球を使用することで、新たな投球スタイルを確立しようとしている姿勢は非常に印象的です。特に、投げ方の違いやボールの特性を理解し、試行錯誤する過程は、選手として成長するために不可欠なものです。今後の練習や試合での成果に期待が高まります。
キーワード解説

  • WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)とは?:国際的な野球大会で、世界各国の代表チームが競い合うイベントのことです。
  • フォークボールとは?:バッターの手元で急激に落ちる変化球で、主に打者を欺くために使用されます。
  • ブルペンとは?:ピッチャーが試合前や途中に投球練習を行う場所のことを指します。

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