台湾・統一の強打者林安可がポスティング申請、NPB移籍の可能性が浮上

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中華職業棒球大連盟(CPBL)は11月3日、台湾・統一ライオンズの外野手リン・アンクウ(28)が海外移籍制度であるポスティングシステムの申請を行ったことを発表した

林は左投げ左打ちの選手であり、今季はすさまじい打撃成績を残している

特に打率は3割1分8厘、23本塁打、73打点と、リーグ内での活躍は目を見張るものがある

また、出塁率と長打率を足し合わせた指標である OPS(On-base Plus Slugging)は1・000という高い数値を記録しており、攻撃面での貢献度がいかに高いかを示している

ポスティングシステムは、日本のプロ野球球団が海外選手を獲得するために設けられた制度であり、選手の所属先の球団がその選手をポスティングすると、他の球団が獲得のために入札を行うことができる仕組みである

林安可の移籍には、特に埼玉西武ライオンズを始めとする日本の複数の球団が興味を示している

林の申請により、彼の今後の動向が注目される

日本ハムファイターズなどが獲得調査を行った台湾・味全の徐照熙(24)投手が先週ポスティングを申請したことにも注目が集まっており、来季に向けた外国人選手獲得競争が激化することが予想される

林安可選手のポスティング申請は、台湾から日本への選手移籍がまた一層促進される可能性を示しており、NPB各球団が注視する中で異国での競争の激しさを実感します。彼の実績を踏まえ、日本での新たな舞台に挑む姿が見られるかが期待されます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは? 海外で活躍する選手が日本のプロ野球へ移籍する際に使われる制度で、選手の所属元球団が他球団に選手が獲得されることを許可するための入札を行わせる仕組みです。
  • OPSとは? 出塁率と長打率を加算した指標で、選手の攻撃力を示す大切な数値です。高ければ高いほど選手の打撃が優れていることを意味します。

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