ヤクルト・内山、新監督の下で遊撃手挑戦へ

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東京ヤクルトスワローズは、2025年11月3日に池山新監督が5年目の内山選手を遊撃手として起用する意向を示しました

内山選手はこれまで捕手として登録され、主に外野でも116試合に出場しましたが、今季の成績をもとに内野手へのコンバートが決定しました

このプランは若いチームを牽引する「打てる遊撃手」として内山選手を育て上げる狙いがあります

秋季キャンプでの取り組み

愛媛県松山市で行われた秋季キャンプでは、内山選手が初めて遊撃手としてシートノックに臨みました

このシートノックでは、遊撃位置における守備連携やプレーを確認し、内山選手は「高校時代も遊撃を務めていたので、しっかりとプレーを見せたい」と意気込みを語りました

彼は高校時代、甲子園出場も果たし、遊撃手としての器用さが期待されています

監督の信頼と選手の成績

今季の内山選手は打率・262、8本塁打、48打点の成績を残しており、特に前半戦では村上選手が負傷している間に4番打者としても活躍しました

池山監督は、「外野では動きも良くなかったが、適材適所での選手配置が鍵だ」とコメントし、内山選手の成長がチームの未来に大きく影響すると強調しました

来春キャンプでは昨年のベストナイン、長岡選手とも競争が行われる予定です

強打の遊撃手を目指す内山選手

池山監督の現役時代には、中日の宇野勝選手や広島の高橋慶彦選手といった「強打の遊撃手」として名を馳せた選手たちがいました

監督自身も通算304本塁打の実績を持ち、攻撃力の重要性を理解しています

内山選手は「ブンブン丸2世」として期待され、新生ヤクルトの鍵となる存在になる可能性があります

ヤクルトの内山選手の遊撃手挑戦は、若手選手にとって重要な機会です。監督の期待と選手自身の意欲が結びつくことで、チーム全体が活性化することが期待されます。内山選手が持つ攻撃力と守備力の両方が、今後のチーム成績に大きく貢献する可能性があります。
キーワード解説

  • 遊撃手とは?プロ野球におけるポジションの一つで、内野手の中でも特に打球処理や連携プレーの要が求められる位置です。
  • シートノックとは?試合前に行う練習で、選手たちが守備や連携を確認し合う時間です。
  • 打率とは?選手が打席に立ってヒットを打つ確率を示す指標で、高いほど選手の打撃力があるとされます。

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