韓国KBO球団、秋季キャンプを日本で開催

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韓国プロ野球KBOリーグの公式戦およびポストシーズンが終了し、秋季キャンプが本格的にスタートしました

多くのKBO球団はファーム施設が充実しており、複数のグラウンドと新しい室内練習場を有していますが、韓国の11月の気温は低く、長時間の練習には適していません

そのため、日本に練習場所を求める球団が多く見受けられます

先月末まで韓国シリーズを戦ったLGツインズとハンファイーグルスを除く8球団が秋季キャンプの日程を発表し、そのうち7球団が日本で練習を行うことが決定しました

今シーズン9位の斗山(トゥサン)ベアーズは、宮崎県のアイビースタジアムを拠点として練習を行っています

このスタジアムは例年、福岡ソフトバンクホークスが春と秋のキャンプで使用していましたが、今秋はソフトバンクが別の地で訓練を行うため、斗山がその場所を利用することになりました

また、5位のNCダイノスは沖縄県の宜野座スタジアムで、野手20人が各自のレベルアップに励んでいます

NCダイノスの李昊俊(イ・ホジュン)監督は、シーズン初めに「日本にある2面以上のグラウンドと室内練習場で、日本の球団が使用していないキャンプ地を探しているか?」と尋ねてきたほどです

このように、現場の意向を反映する形でキャンプ地を選定しました

KBOの秋季キャンプは、来年入団する新人選手が参加することが特徴の一つです

また、新任コーチも指導に参加します

例えば、KIAタイガースの2軍投手コーチに就任した高橋建前広島コーチも、沖縄県の金武町ベースボールスタジアムでの練習に4日から合流する予定です

日本での秋季キャンプを行うKBO球団とその開催場所

球団名 開催場所
SSG 鹿児島県・薩摩川内市
サムスン 沖縄県・恩納村
NC 沖縄県・宜野座村(野手のみ)
KT 和歌山県・上富田町
ロッテ 宮崎県・日向市
KIA 沖縄県・金武町
斗山 宮崎県・宮崎市
今回の韓国KBO球団の日本での秋季キャンプは、気候条件に伴う行動であり、選手たちの技術向上に寄与することが期待されます。また、新任コーチが参加することにより、若手選手の育成にも力を入れる姿勢が見えます。
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