中日・根尾昂投手が契約更改、2軍での好成績を背景に減俸でサイン

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中日ドラゴンズの根尾昂投手(25)は、名古屋のナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改を行い、今年度は200万円ダウンの1050万円でサインした

その理由には、今季の成績に対する評価が影響している

根尾投手は、プロ入り7年目の今季、背番号を「7」から「30」に変更し、中継ぎとして5月1日に昇格した

彼は最初の3試合で無失点のパフォーマンスを見せたが、5月20日のDeNA戦(横浜)で初めてイニングまたぎの役割を担った際に、2回2/3で5失点を喫し、その結果、2軍に降格することとなった

1軍での今季成績は4試合、勝敗は「0勝0敗」であり、防御率は「7.94」と厳しい数字が並ぶ

一方、2軍での成績は42試合に登板し、3勝3敗、1セーブ、防御率は「2.68」と優れたものであり、特に防御率は二軍選手としての成績として評価できる

さらに、10月4日に行われた巨人とのファーム選手権(ひなたサンマリン宮崎)では、9回途中から登板し、胴上げ投手となるという栄誉も得た

彼の成績は、特に2軍での安定したピッチングが注目されている

根尾選手はもともと二刀流の球児として期待されており、大阪桐蔭から2018年のドラフト1位で中日に入団した

ポジションは遊撃手や外野手だったが、2022年6月に投手へ転向し、今季は中継ぎ専任としてチームに貢献しようとしている

根尾選手の契約更改は、2軍での優れた成績を持ちながらも1軍では厳しい成績だったことが影響したようです。将来の活躍に期待される中で、今後どのように成長していくのか注目です。
キーワード解説

  • 中継ぎとは?試合の途中で投手を交代する役割のことを指します。通常、先発投手が投げ終えた後に引き継いで、チームの勝利を守る必要があります。
  • 防御率とは?投手の成績を表す指標の一つで、9イニング(1試合)あたりに与えた得点の平均を示します。数字が低いほど、投手の成績は良いとされています。
  • 胴上げ投手とは?チームが試合に勝って優勝した際、選手がその場にいる投手を持ち上げて祝うことから名付けられた役割です。この称号を得ることは、選手にとって名誉です。

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