ロッテの二木康太選手、現役引退を決意

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ロッテ・二木康太、現役引退を発表

ロッテは、二木康太が今季限りで現役を引退することを、球団が発表した

二木選手は、2013年のドラフト6位で入団し、2016年にプロ初勝利を収めたのを皮切りに、翌年には初めて規定投球回に到達

2020年にはシーズン自己最多となる9勝を挙げ、2021年には開幕投手を務めたものの、23年、24年は一軍登板がなかった

近年は投球フォームを模索していた二木選手は、昨シーズンから肘を下げるフォームへの変更を試みた

このフォーム変更に関して、「球速は上がったが、バッターの反応が良くなかった」と振り返る

強い球を投げるための試行錯誤が続けられる中、石垣島春季キャンプでの訓練によるアドバイスも受けた

2月の春季キャンプ中には、厳しいアピールが求められた

しかし、練習試合では結果が伴わず、オープン戦でも一軍登板はなく、開幕をファームで迎えることとなった

特に、広島戦と韓国・ハンファ戦では結果を残せないままオープン戦へ進んだ

一軍のマウンドへの復帰を果たすことができたのは9月24日、約1年ぶりの登板だったが、ソフトバンク戦で満塁本塁打を浴び、現役生活の最後のマウンドとなった

12年間のプロ生活を終えた二木選手は、131試合で752回を投げ、41勝50敗、防御率4.18という成績を残した

今後は、ロッテのチームスタッフとしてマリーンズを支えることになる

二木選手が現役を引退することは、長いプロ生活を終える決断として多くのファンに衝撃を与えました。投球フォームに関する試行錯誤や、苦しみを乗り越えた姿勢が多くの注目を集めていた中での引退は、選手としての誇りを持った彼にふさわしい終止符です。
キーワード解説

  • 投球フォームとは? - ピッチャーがボールを投げる際の姿勢や動作を指し、選手の個性が色濃く反映される部分です。
  • 規定投球回とは? - 一シーズンで投球した回数が規定以上であることを示し、通常は投手の実力や信頼性を測る指標となります。
  • 満塁本塁打とは? - 走者がすべての塁にいる状態で打たれるホームランのことで、特に試合に大きな影響を与えることが多いです。

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