彼は9月上旬に左肋骨を骨折し、10月に開催された「みやざきフェニックス・リーグ」には参加できず、貴重なアピールの機会を失っていました
今季は1軍での出場はありませんでしたが、2軍での出場試合数は78試合で、打率は自己最高の.275を記録
しかし、彼は満足していない様子で、「2軍だったら最低ライン3割というのは目標にしている」と語ります
中村選手は、強い思いでキャンプ地に乗り込み、今季の消化不良な結果からの巻き返しを決意しました
「フェニックス・リーグに行っていない分、キャンプでしっかりアピールしたい」と、強い意気込みを見せています
また、彼はこの1年間、怪我に悩まされており、春季キャンプでも右膝を負傷して途中離脱しました
リハビリ中に元ソフトバンクの川崎宗則氏(44)に弟子入りし、「これも運命だ
いい時間になるよう自分で考えながらやったらいいよ」と励まされた中村選手は、前向きに練習を重ねてきました
これからの秋季キャンプでは、コンタクト率の向上を目指し、特にツーシームなどの動くボールに対応するため、メジャー流のスイング軌道を意識しながらバッティングに取り組んでいます
新井監督は来季に向けて、外野のレギュラー争いは未定であり、「外野は打たないと出られない」と述べるなど、選手たちには熾烈な競争が待ち受けています
中村選手は自身の持ち味であるフルスイングを大切にし、「振れることが持ち味なので、そこは変えずにやっていきたい」と抱負を語ります
彼はバットで自身の存在価値を示し、サバイバルを勝ち抜く意気込みです
中村 貴浩(なかむら・たかひろ)1998年4月9日生まれ、25歳
福岡県出身
身長177cm、体重87kg
右投げ左打ちの外野手
中村貴浩選手の復帰に向けた意気込みが伺えます。彼は怪我からの回復と共に、技術向上にも取り組んでおり、来季の活躍に期待が高まります。レギュラー争いも厳しい中、彼のフルスイングに注目が集まります。
キーワード解説
- 秋季キャンプとは?: 秋季キャンプは、プロ野球選手がシーズン終了後に行う練習で、新しいシーズンに向けた準備や調整を目的としたものです。
- コンタクト率とは?: コンバンション率は、打者が投手の投球を打つための接触の割合を示し、バッティングの成功に重要です。
- ツーシームとは?: ツーシームは、ボールが投げられた後にわずかに沈む特性を持ったストレートで、打者にとって扱いにくい球種です。
- フルスイングとは?: フルスイングは、力を入れてボールを打つ打ち方で、バッターの持ち味やパワーを生かすために重要なテクニックです。

