日本選手のメジャー挑戦、村上宗隆など4選手がFAランキングに名を連ねる

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大リーグ公式データサイト「ファングラフス」は、日本時間の6日、今オフのフリーエージェント(FA)選手トップ50を発表し、特に注目される選手として4人の日本人選手を選出しました

ヤクルトからポスティングシステム(PS)を利用してメジャー挑戦を予定している村上宗隆内野手(25)が12位にランクインしています

村上宗隆の契約予想と成績予想

村上の契約予想は、7年総額1億5400万ドル(約237億円)とされています

日本プロ野球での今季年俸6億円はトップクラスですが、この契約が成立すれば年平均で約5.6倍の増加になります

来季の成績予想としては、515打席で打率・237、26本塁打、OPS(出塁率と長打率を足した数字で、打者の攻撃力を示す指標)・817、WAR(選手が調整可能な勝利をどれだけ稼ぐかを示す指標)3.4という数字が示されています

他の日本人選手の状況

選手名 契約予想(年数) 契約総額(ドル) 成績予想(防御率または打率など)
今永昇太 2年 4000万ドル(約62億円) 防御率4.07(174イニング)
今井達也 5年 1億ドル(約154億円) 防御率4.32(116イニング)
岡本和真 4年 7200万ドル(約111億円) 打率・252(494打席)、本塁打20

メジャーと日本プロ野球の収入差

さらに、米スポーツ専門局「ESPN」によると、今季の大リーグ平均年俸は516万245ドル(約7900万円)に対し、日本プロ野球はその約16分の1に当たる4905万円という現状です

この大きな差は、選手たちのメジャーへの挑戦を推し進める要因のひとつでもあります

日本からメジャーリーグへの挑戦が続くなか、村上宗隆選手を始めとする選手たちの契約予想には驚きの数字が並びます。特に彼らが高額で評価される理由は、大リーグと日本のプロ野球との収入差が大きく影響していると考えられます。今後の成績や動向も気になるところです。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?独立した選手が他のチームと交渉し移籍できる権利を指します。
  • ポスティングシステム(PS)とは?日本のプロ野球選手がメジャーリーグチームに挑戦するための仕組みで、所属球団が選手の移籍に同意する必要があります。
  • OPSとは?出塁率と長打率を足したもので、選手の打撃能力を表す指標です。数値が高いほど攻撃力が強いとされます。
  • WARとは?Wins Above Replacementの略で、選手がどれだけの勝利に貢献したかを数値化した指標です。

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