日本ハム・上川畑、来季のレギュラー奪還に向けた決意を表明

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今季、キャリア最少の35試合出場にとどまった北海道日本ハムファイターズの上川畑大悟内野手(28)が、秋季キャンプが行われているエスコンフィールド北海道で、来季のレギュラー奪還を誓った

上川畑は「打ったやつが(試合に)出ると思う

もう打つだけかな」と語り、打撃のキレを取り戻すことに全力を注ぐことを誓った

上川畑は、二遊間の主力として2023年から2年連続で100試合以上の出場を果たしてきた

しかし、今季の成績は期待外れで、打率は1割6分7厘と極度の不振に陥り、後半戦では新人の山県秀内野手の台頭もあって1軍出場がなくなった

自身の打撃スタイルを変えようとした努力が実を結ばず、結果的に成績が振るわなかった

それでも、上川畑は希望を見出している

「8~9月くらいに、1年目のときの打撃のいいイメージが出てきて、2軍では最後まで継続できた

それを忘れないようにしたい」と、未来への意欲を示した

6日の秋季キャンプでは、若手選手たちとともに全体練習後の特守で汗を流し、「守備範囲を広くしてエラーもしないように」とさらなる守備力向上を目指す姿勢を見せた

二遊間のレギュラー争いは一段と激化しており、上川畑は自己アピールを続けながら、再びチャンスを掴むための準備を進めている

上川畑選手の決意は、プロの厳しさと向き合う姿勢を強く感じさせます。低迷した今季からの復活を図る姿は、同じように実力を発揮できていない選手たちにも励みになるでしょう。激しいレギュラー争いの中でどう昇華させていくのか、今後が楽しみです。
キーワード解説

  • エスコンフィールド:北海道日本ハムファイターズの本拠地であり、最新の設備を備えた新しいスタジアム。
  • 二遊間:野球において、セカンドとショートという二つのポジションのこと。守備や攻撃において重要な役割を果たす。
  • 特守:特定の守備練習において、選手が守備力を高めるためのトレーニング手法。
  • 打率:試合での打撃成績を示す指標で、ヒットを打った回数を打席の回数で割ったもの。高い打率は打撃力があることを意味する。

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