米スポーツ専門局ESPNは6日(日本時間7日)、来オフのフリーエージェント(FA)選手のトップ50を発表し、今井を日本選手の中で最高の5位に位置づけた
ESPNは、今井の予想契約を6年総額で1億3500万ドル(約207億円)と考えており、「今井は今冬の海外選手で最も巨額の契約を手にする可能性が高い
彼は先発2、3番手タイプの投手であり、獲得には若干のリスクが伴うが、彼の若さやクオリファイングオファーが無関係な点が契約額を引き上げる要因になる」と述べている
加えて、米大手スポーツサイトのジ・アスレチックは、今井の契約額が8年総額1億9000万ドル(約366億円)まで跳ね上がる可能性があると予測しており、これが実現すれば今季の推定年俸1億8000万円から年平均25倍にも達することになる
今井の強みとして特に注目されているのは、そのユニークなスライダーだ
ブルージェイズのトレイ・イエサベージのように、右投手でありながらアームサイド(右打者の内角、左打者の外角)に変化する特性がある
ESPNはまた、今井の四球率の改善についても触れており、直近4年間の数字は5.1から4.1、3.6、そして2.5と下降していることに触れ、リリースポイントの精度や投球スタイルの進化を挙げている
さらに、FOXスポーツによると、アームサイドへ曲がるスライダーを投げるメジャーの投手はイエサベージを含めてわずか4人しかいないという
今井達也の競技力が市場でどのように評価されるか、注目が集まっている
今井に対しては若い年齢もプラスに働くと考えられており、来年5月には28歳になる
90マイル台後半(約150キロ台後半)の速球を投げることも評価されており、身長は6フィート(約183センチ)足らずだが、MLBには様々なタイプの先発投手が存在することから、それが懸念にはならないとの見方が強化されるだろう
この記事は今井達也投手のメジャー挑戦に対する期待を明らかにし、彼の特異な投球スタイルや成績の改善点を強調している。今後の選手契約がどのように進展するのか楽しみだ。
キーワード解説
- ポスティング制度とは?
- フリーエージェント(FA)とは?
- クオリファイングオファーとは?
- 四球率とは?

