ヤクルト・村上宗隆、ポスティングシステムを利用しメジャー挑戦へ

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 米大リーグ機構は7日、ポスティングシステムを通じてメジャーリーグ移籍を希望するヤクルトの村上宗隆内野手(25)を全30球団に契約可能選手として通知した

この交渉期間は合計で45日となり、日本時間で8日午後10時から12月22日午前7時までの間に各球団が交渉を行うことができる

村上宗隆のメジャーリーグでの評価

大リーグ公式サイトは「Its official」と報道し、村上のメジャー移籍の“争奪戦”が始まることを伝えた

これまで主に三塁手としてプレーしてきた村上だが、大リーグでは一塁手としての起用が適しているとの意見も多い

22年シーズンには56本塁打を記録し、王貞治氏の日本人シーズン最多記録を塗り替え、さらに最年少で三冠王に輝いた経歴も評価されている

各球団の関心

公式サイトでは、ニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツ、シアトル・マリナーズ、フィラデルフィア・フィリーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ボストン・レッドソックスなど複数の球団が村上に興味を示していると伝えた

特にFA市場にいる一塁手のネーラーや三塁手のスアレスを考慮し、マリナーズが有力な選択肢となる可能性が高いと報じている

懸念材料

一方で、村上の三振率が近年大幅に上昇し、四球率が減少していることが懸念材料として挙げられている

ア・リーグ幹部は「三振と四球の数が一部球団をおびえさせるかもしれない」との見解を示し、パワーは十分であるもののスイングには欠点が見られるとの声も寄せられている

契約金額の期待
村上の契約金額にも注目が集まっており、過去に日本からの移籍選手が受け取った高額契約は投手がほとんどで、野手では吉田正尚選手(レッドソックス)が5年9000万ドル、鈴木誠也選手(カブス)が5年8500万ドルで契約した例が挙げられている

村上のようなパワーヒッターの移籍は、松井秀喜選手以来20年以上も前には例がないとされている

村上宗隆選手のメジャー挑戦は、多くの野球ファンにとって注目のニュースです。彼の実力と成績には期待が寄せられていますが、一方で三振率の上昇や四球率の低下には懸念もあるようです。特にどのように適応できるかが今後の鍵となります。
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