ヤクルト、新ユニホームを披露し来季への意気込みを語る
東京・新宿区で開催された「Swallows CREW 2026SHOWCASE」にて、東京ヤクルトスワローズが新たなクルーユニホームを披露したこのイベントはファンクラブ会員を対象としており、選手やコーチ陣の参加によって、今季の振り返りと来季への期待が語られた
特に新たに就任したCREWナビゲーター五十嵐亮太氏が登場し、会場は盛り上がりを見せた
吉村貢司郎投手の目標について
吉村貢司郎投手（27）は、イベント後の取材に応じ、来季の目標を「規定投球回」と「2桁勝利」と明言した規定投球回とは、通常、シーズン150回以上投げることを指し、リリースパフォーマンスの指標とされる
一方、2桁勝利は、シーズンで10勝以上を挙げることを意味し、エースピッチャーとしての成績を示す重要な基準である
チームとしての課題
池山新監督も、就任会見において「投手部門10傑に誰一人名前がない」と述べ、エースと呼ばれる選手の不在がチームの課題であることを強調した吉村投手は、過去のシーズンでは9勝（昨季）と8勝（今季）を記録しており、2桁勝利を挙げた経験はまだない
しかし、彼は「勝利はチームが一丸となってこそ成り立つものであり、勝利に貢献できるピッチャーになる」と強い決意を示した
長いイニングの重要性
吉村投手は、昨季の138回⅓がシーズン最多投球回であるとし、1試合での長いイニングを投げることの重要性を強調した「長いイニングを投げれば、その分勝ちにもつながる」との意気込みを示し、来季に向けた準備を進める考えを語った
ヤクルトの新ユニホーム披露や吉村投手の目標設定は、ファンにとって期待を膨らませる内容であった。特に、チームの投手陣に必要なエースの育成に向けた姿勢が感じられ、今後のシーズンに向けた希望が示された。
キーワード解説
- 規定投球回とは？ シーズンにおいて投手が投げる必要のある最小限の回数を指し、一般的に150回以上を満たすことが求められます。
- 2桁勝利とは？ シーズンで10勝以上を挙げることを意味し、特にエースピッチャーに求められる重要な成績を表します。
