具体的には、来季の目標として「マックス160キロ、平均で155キロ」を掲げている
今年の最速155キロからの5キロアップを狙う形だ
山本投手の身長は167センチで、今季もヤクルトの石川と並んでNPB(日本プロ野球)の投手として最も小柄な部類に入る
彼は自身の将来について「いずれは身長も追いつきたい」とし、最終的には身長167センチでの球速167キロ達成の目標も語った
今季のパフォーマンスとトレーニングの見直し
今季、山本投手はリリーフとして27試合に登板し、2勝2敗、3.51の防御率を記録した特筆すべきは、5月から7月にかけての12試合連続無失点という素晴らしい成績だ
しかし、季節が進むにつれてパフォーマンスは失速し、9月3日には登録抹消となった
彼自身の反省点として「筋肉量や体重が減ってパフォーマンスが落ちた」と振り返る
シーズン終了後、体重は78キログラムから83キログラムにまで増量した
「最終的に2、3キロ増やすイメージで、キレを落とさずに計画的に行いたい」と目標を語り、1年間戦える体づくりに努めている
身長と体重の関係
一般的に、身長や体格が大きいことは球速に有利とされるが、山本投手は「身長は追いつけないけれど、体重は近づけるその体重を扱えれば球速も上がる」と述べ、科学的なトレーニング方法を取り入れている
年々パフォーマンスを向上させている25歳の若手選手が、世界でも類を見ない領域への挑戦に期待が寄せられる
今回の山本投手の挑戦は、彼自身の能力を引き上げるだけでなく、身長にとらわれない投手としての新たな可能性を証明するものです。小柄な選手が大きな成果を収める姿は、多くの若手選手にとって夢と希望の象徴となるでしょう。
キーワード解説
- 球速とは?:投手が投げた球の速さを表し、通常はキロメートル毎時(km/h)で示される。球速が速いほど相手打者にとって打ちにくい。
- リリーフとは?:試合中に先発投手が降板した後に登板する投手のこと。試合の流れを変える重要な役割を担う。
- 防御率とは?:投手が被打者に対して与えた点数を表す指標で、低い数値ほど優れた投手とされる。

