前川選手は昨オフ、読売テレビの番組収録をきっかけに岡林選手と親交を深め、今回の自主トレを実現
岡林選手は「ゴールデングラブ賞」を3年連続で受賞する実力派選手であり、その指導を受けることで前川選手は「不動の左翼手」を目指すと意気込んでいる
岡林選手から学んだ金言
自主トレの最終メニューとして、前川選手は左翼でのノックを受けた岡林選手からの具体的な指導として、以下の3つの金言が特に影響を与えた
- 1. 一歩目を重視する
- ボールを打った瞬間に動くべき一歩目のタイミングを鍛える
- 2. 落下地点へ一直線
- ボールの落下地点まで最短距離で走る無駄のない動きを心掛ける
- 3. 楽をして捕らない
- どんな打球でも全力で取りに行き、確実にグラブに収める努力が必要
前川選手の昨季の成績
前川選手は昨シーズン116試合に出場し、打率は・269守備においては左翼で80試合、右翼で1試合に先発し、わずか1失策で守備率は・993という素晴らしい数字を残した
今シーズンへの抱負
「守備力が向上すれば長く使ってもらえる」と前川選手は語り、守備の改善へ真剣に取り組んでいることを明らかにしたまた、打席数を増やすためには最後まで出場し続けることが重要だという認識を持っている
藤川監督の期待
前川選手は、佐藤輝・森下・大山といった中軸に続く「クラッチヒッター」として期待されており、肉体改造も施して今季も頑張る決意を新たにしているオフの時間も充実
昨年12月には、同じ高卒同期入団の森木選手と中川選手とともに大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れ、リフレッシュする時間を持ったことを話している前川選手が岡林選手と共に自主トレで守備力向上を目指す姿勢は、若手選手にとって非常に重要な取り組みです。岡林選手からの金言をしっかりと受け止め、実践することで、チームの勝利に貢献できる選手として成長していくことが期待されます。
キーワード解説
- ゴールデングラブ賞とは?:プロ野球において、守備技術が優秀な選手に贈られる賞で、毎年数名の選手が選ばれる。
- 守備率とは?:選手が守備に出場した際、失策を犯さずにどれだけプレイを成功させたかを示す指標で、数値が高いほど優れた守備を表す。
- クラッチヒッターとは?:試合の重要な場面で打撃力を発揮できる打者を指し、特に得点圏で打席に立つ際の活躍が期待される。