柳投手は、残留の理由について「毎日、考えて悩んで、考えが変わったりもしましたが、ドラゴンズが大好きで、バンテリン(ナゴヤドームの愛称)で他のチームのユニホームを着てドラゴンズに対して投げることは想像しにくかった」と語りました
柳投手は、明治大学から2016年のドラフトで1位指名されて入団
2021年には自己最多となる11勝を挙げ、最優秀防御率(2.20)や奪三振王(168奪三振)というタイトルも獲得し、チームの投手陣を牽引してきました
しかし、今季は右肩の違和感により約3ヶ月間の離脱を余儀なくされ、14試合に登板して3勝5敗、防御率3.29という成績でした
柳投手は「成績も残せていない中で、球団から『柳投手はドラゴンズに必要だ』と言っていただいた」と感謝の意を表し、「応援してくださるファンの皆さんや、チームに恩返しができるように、貢献できるように頑張りたい」と決意を新たにしました
10年目を迎える右腕は、来季14年ぶりのクライマックスシリーズ出場を目指すチームのために力を尽くす意向を示しました
柳裕也投手が残留を決断した背景には、チーム愛とファンへの感謝があると感じます。また、彼の成績だけでなく、球団からの信頼を受けたことも重要です。来季の活躍が期待されます。
キーワード解説
- フリーエージェントとは?:フリーエージェントとは、選手が契約満了後にチームを移籍する自由を持つ選手のことです。自由契約の選手は、自分の意思で新たなチームと契約することができます。
- 防御率とは?:防御率とは、ピッチャーが自責点をどれだけ防いだかを表す指標で、1試合あたりの自責点を9倍した数値です。防御率が低いほど優秀な投手とされます。
- 奪三振王とは?:奪三振王とは、シーズン中に最も多くの三振を奪った投手に与えられる称号です。これは投手の能力を評価する指標の一つです。

