ソフトバンク・田浦文丸投手、トライアウトを終え新たな挑戦へ

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◆エイブルトライアウト2025(12日、マツダスタジアム) 福岡ソフトバンクホークスから戦力外通告を受けた田浦文丸投手(26)が、トライアウトに参加しました

投球では、打者3人に対し10球を投げ込み、1安打を許しました

具体的には、山足達也選手を投ゴロに仕留める一方で、韮沢雄也選手には中前打を浴び、川原田純平選手を遊ゴロに打ち取る結果となりました

田浦の最速の球速は137キロでした

登板後の田浦選手は、「いろんな変化球をゾーンに投げることができ、空振りもカウントも取れた

まだやれる気持ちはある」と力強い意気込みを示しました

また、トライアウトを受けるにあたり、「終わるとしても楽しくマウンドに上がりたい」という思いを持って臨んだと語っています

彼はプロ入り8年目の今季、1軍での登板がなく、10月7日に球団から来季の契約を結ばない旨を伝えられていました

田浦投手は熊本県の秀岳館高から2018年のドラフト5位でソフトバンクに入団し、2023年には自己最多の45試合に登板しましたが、その後は怪我に悩まされていました

通算成績は80試合に登板し、3勝1敗、9ホールド、防御率は3.42です

なお、トライアウトは例年、12球団合同で開催されていましたが、今年から選手会が主催する形で行われ、38人の選手がシート打撃形式で挑戦しています

田浦投手のトライアウトに臨む姿勢は、プロとしての真摯な態度を表しています。特に「楽しくマウンドに上がりたい」との言葉からは、競技に対する情熱や人間性が伺える印象です。このように、選手が新たなチャンスを得ようとする姿は、他の選手にも大きな刺激となるでしょう。
キーワード解説

  • トライアウトとは?トライアウトは、プロ野球選手が契約を目指して行う試合形式のイベントです。選手が実力をアピールする場となります。
  • 防御率とは?防御率は、投手が失点した回数に対する一般的な指標です。低いほど優れた投手とされます。
  • ホールドとは?ホールドは、ゲームにおける投手の成績の一つで、リードを保ったまま試合を継続させた場合に与えられます。

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