昨シーズンには初めてサヨナラ打を経験し、その嬉しい瞬間を思い返しながら「今度はホームランで先輩たちの笑顔を見たい」と語った
川瀬選手は、昨年4月27日の西武戦で延長10回にサヨナラ打を記録した
この試合では、通算194セーブを誇る増田達至選手から、前進守備の右翼手の頭上を越え、チームを勝利へ導いた
彼は「これまで先輩たちをベンチから見守る立場だったが、今では自分がその立場にいる」と、あの瞬間の大歓声を思い出し、同じような感動をホームランで味わいたいと希望を抱く
シーズンに向けての練習も怠らない
川瀬選手は弟でオリックスの投手、川瀬堅斗選手(22)とともに大分県国東市で初めて兄弟自主トレに励んでおり、金銭面の不安を抱えながらも練習に励んでいる
弟が打撃投手として投げることで、例年以上にバットを振り込む機会が増え、実戦形式の練習も行う予定だ
昨季、川瀬選手は捕手以外の全ての内野を守る「スーパーサブ」として自己最多の105試合に出場したが、スターメン出場が少なかったことを悔やんでいる
「試合の頭から出てなんぼ
シーズン143試合の半分以上、80試合はスタメンで出たい」という強い意志を持ち合わせ、今季の飛躍を目指している
これからのシーズンに向けて、兄弟で切磋琢磨しながら成長していく川瀬選手の活躍が期待される
川瀬選手がプロ10年目を迎えるということで、目標として初ホームランを掲げる姿勢が印象的です。弟との自主トレでの練習も、プロとしての成長に大いに役立つでしょう。今季の活躍が楽しみです。
キーワード解説
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