巨人の門脇誠が秋季キャンプで打撃力強化に取り組む

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 巨人の内野手、門脇誠選手(24)が、秋季キャンプでの練習を通じて打撃力強化をテーマに掲げている

彼は「打たなければ試合にも塁にも出られない」という思いを語り、今秋を「学びの季節」と位置づけて課題を克服するための努力を続けている

 プロ入りから一軍での実戦経験を積んできた門脇選手だが、2023年のシーズンは出場試合数と打率が自己ワーストを記録し、5月には初の二軍降格を経験した

これに対し彼は「シーズンを通して全く強い打球を打てなかった」と自己分析し、現在行われているジャイアンツタウンスタジアムでの秋季キャンプでは「強く振るコンタクト率の高い打撃」をテーマに掲げ、打撃改造に取り組んでいる

 門脇選手は指導陣とのコミュニケーションを重視し、「バッティングについて自分から質問をする」姿勢を見せている

彼は受け身ではなく能動的に取り組むことで、疑問点をその場で解決しようとする姿が見受けられ、多くの助言を求めては自身の意見も述べるという双方向のやり取りを行っている

 実際にキャンプ中のグラウンドでは、監督やコーチに自ら歩み寄って相談する姿が多く見られ、臨時コーチのイ・スンヨプ氏も熱意に応じてマンツーマンでの練習に付き合っている

 打撃面での課題や理想は明確に持ちながらも、門脇選手は来季に向けた具体的な数値や目標は設定せず、常に準備をより良くしていく姿勢を強調した

24歳の彼は、悔しさを胸に新たな挑戦を続け、レギュラー定着を目指す

 「(吉川)尚輝選手もどうなるか分からない

誰がどのように活躍するかは分からないので、地道に自分ができることをやり続けることが重要」と力強く語った

今回のニュースでは、巨人の門脇選手が自らの成長に向けた具体的な取り組みと、指導陣との活発なコミュニケーションが強調されています。彼のように、自己分析し改善に努める姿勢は、他の選手にも良い影響を与えるでしょう。そして、今後のシーズンでの彼の成長に期待が高まります。
キーワード解説

  • 打撃力とは?:野球において、選手が打席に立った際にどれだけ良い打球を打てるかを示す指標です。強い打球を打つ能力は、ヒットを打つ確率に大きく影響します。
  • コンタクト率とは?:バッターがボールにバットを当てることができる割合のことを指します。この数値が高いほど、ヒットになるチャンスが増えます。
  • ニ軍降格とは?:選手が一軍から二軍に降格することを指します。これは通常、パフォーマンスが期待に応えられない場合に行われます。

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