今回の入団は、国内フリーエージェント(FA)を行使しジャイアンツに移籍した甲斐拓也選手の人的補償として実現したもので、ソフトバンクにとって初めてとなる人的補償での選手獲得となります
会見では、グレーのスーツに黄色のネクタイを身にまとった伊藤選手が登壇し、「僕は、まだ1軍経験がほぼなかったので、声がかかるとは驚きが大きかった」と喜びを語りました
背番号42のユニホームに袖を通した彼は、2020年のドラフトで4位指名を受けてジャイアンツに入団
その後、育成契約を経て2024年7月に支配下選手契約を結び、昨季には1軍デビューを果たしました
中継ぎとして8試合に登板し、防御率1.04という成績を残しています
伊藤選手は最速156キロを記録する剛腕投手で、特にカットボールが持ち味です
小久保監督はカットボールの技術を評価し、彼を先発投手として期待しているとのことです
「ホークスは常に優勝に絡む強いチーム
今年は初めてのホークスでの1年間
とにかく1年間、1軍で投げて、日本一に貢献したい」と意気込みを述べました
今回の伊藤選手の入団は、人的補償という珍しい形で行われたため、多くのファンの注目を集めました。若い選手が新たな環境でどのような成長を遂げるかに期待が寄せられています。また、彼の持ち味であるカットボールを活かし、チームの力になってほしいですね。
キーワード解説
- 国内FAとは?国内フリーエージェント(FA)は、選手が契約期間を満了した後に他球団と自由に契約を結ぶことができる制度です。選手にとっては、より良い条件を求める機会となります。
- 人的補償とは?人的補償は、ある選手が別の球団に移籍した際に、その選手と同等の実力を持つ選手を移籍元の球団が求める仕組みのことです。
- 支配下選手契約とは?支配下選手契約は、選手がプロ野球チームの一員として公式に登録されることを意味し、選手は1軍や2軍でのプレーが可能になります。