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ソフトバンクに加入した伊藤優輔投手、入団会見で日本一貢献を誓う

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2025年1月21日、ソフトバンクホークスは、巨人にFA移籍した甲斐拓也捕手の人的補償として、前巨人の伊藤優輔投手を迎え入れることを発表し、みずほペイペイで入団会見を行いました

この会見には、ホークスカラーのネクタイを身に着けた伊藤選手が登場し、「1年間1軍で戦って、チームの日本一に貢献できるように頑張ります」と力強く誓いました

伊藤選手のプロフィールとキャリア

伊藤優輔選手は、プロ入りから5年目を迎え、今年28歳となります

しかし、そのキャリアの中で1軍デビューは、昨シーズンのみにとどまっています

昨シーズンの投球回はわずか8回2/3に過ぎません

このため、彼は新人王の有資格者として名前が挙がります

新人王の資格を得るためには、プロ入り後5年以内かつ、投球回数が30回以内である必要があります

新人王獲得の可能性について

ソフトバンクでは、伊藤選手の新人王獲得に期待を寄せています

過去に新人王を受賞した選手の中には、プロ野球歴史に名を刻んだ選手たちが多く存在していますが、2019年の高橋礼投手以来、新人王を獲得した選手は出ていません

伊藤選手自身は「タイトルは意識せず、1軍でずっと投げ続けていれば、自然とそういう対象になってくると思います」と述べ、自然体でプレーすることが大切だと強調しました

新人王最年長記録

過去の新人王の最年長記録は、29歳のシーズンに輝いた1950年の大島信雄選手によるものです

もし伊藤選手が28歳で受賞した場合、79年の藤沢公也選手、85年の熊野輝光選手、04年の三瀬幸司選手、24年の船迫大雅選手に並ぶことになります

彼の受賞が実現すれば、プロ野球2番目の年長かつ、球団最年長タイの新人王となります

伊藤優輔選手の入団はソフトバンクにとって大きなニュースです。彼の日本一への貢献を目指す姿勢は、多くのファンに期待を寄せさせます。プロ野球界では新人王獲得が新たなキャリアのスタートを意味するため、伊藤選手の今後に注目です。
キーワード解説

  • 新人王とは?:プロ野球でその年に最も優れた新人選手に贈られるタイトル。
  • 人的補償とは?:選手のトレードやFA移籍に伴い、移籍先チームが元のチームに対して選手を補償する制度。

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