阪神井上、契約更改で年俸1000万円に減額 来季への意気込み語る

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阪神タイガースの井上広大外野手(24)が14日、高知県内のチーム宿舎で行われた契約交渉に臨み、年俸が100万円減額され1000万円でサインしたことを発表した

井上は「1試合だけだったので本当に悔しいというか、そういう気持ちしかない

来年、しっかりと巻き返せるようにやりたい」と来季への意気込みを語った

井上は2019年のドラフト2位で履正社(大阪)から阪神に入団し、高卒5年目となる昨季は23試合に出場し、プロ初本塁打を含む3本塁打を放つなど成長が期待された

しかし、今季は1試合の出場にとどまり、3打席で無安打と苦しんだ

ファーム公式戦では88試合に出場し、打率は.238、ホームランは8本、34打点という成績を収めた

今年のドラフトでは、1位指名で創価大学から立石正広内野手(22=高川学園)をはじめ、上位指名で外野手が選ばれることが予想され、一層の競争が激化する中で井上は「この競争に入っていけるようにやっていけたら」と話す

ドラフトでの新たな外野手加入についても触れ、「年数も年数なので、刺激というよりか、どうやって結果を出すかが大事だと思います」とし、厳しい立ち位置を自覚しつつ奮起の決意を語った

さらに、今オフには3年連続で横浜DeNAベイスターズの牧秀悟内野手(27)との合同自主トレーニングに参加する予定で、「シーズン中もバッティングについてお互いに話したりして課題を共有していければと思う」と手応えを感じている様子が伺える

現在、高知・安芸で行われている秋季キャンプに参加しており、17日までの練習を通じてさらなる成長を目指している

井上選手の契約更改については、彼の厳しい立場が強調されています。年俸が減額されることは残念ですが、彼が持つ成長への意欲や来季に向けた強い決意が感じられます。また、合同自主トレーニングでの横浜DeNAの牧選手との交流も、さらなる成長の鍵となることでしょう。これからのシーズンが楽しみです。
キーワード解説

  • 契約更改とは? 契約更改は、選手がチームとの年俸や契約内容を見直すことを指します。これにより選手の年収や契約条件が決定され、選手生活に大きな影響を与えます。
  • プロ初本塁打とは? プロ初本塁打は、選手がプロとして初めて公式戦で本塁打を打つことを指し、選手にとって重要なマイルストーンとなります。
  • ファーム公式戦とは? ファーム公式戦は、育成や実力向上を目的に行われる二軍の公式戦を指します。主に若手選手や復帰を目指す選手が出場します。

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