東農大北海道オホーツクの神宮投手、大学ラストゲームで悔しい敗北

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明治神宮大会第1日、立命館大学と対戦した東農大北海道オホーツクの神宮僚介投手が先発し、6回を投げ3失点を喫し、チームは0-4で敗れた

この試合が大学時代の最後の試合となる神宮は、試合後に「神宮で投げたときは抑えないと

大学の借りを返さないといけない」と意気込んだ

神宮球場での投球はこれで4度目となるが、これまでの3試合では計6回⅓を含む8失点と振るわない成績が続いていた

この日も初回に失点を許したものの、2回以降は持ち直すも、6回には2点を失う結果となった

今季、阪神タイガースでは育成ドラフトで入団した工藤泰成選手と早川太貴選手が、共に支配下登録を勝ち取り1軍デビューを果たしている

神宮は「早くからの支配下登録は意識しているところ」とし、自らの目標を掲げた

また、右肘の内側側副靱帯の再建手術(トミー・ジョン手術)を経て復活したサイド右腕は、2桁の背番号と神宮への挑戦権を手に入れることを目指している

今回の試合では、神宮投手が自身の素晴らしい力を再び証明する機会が与えられたが、結果は思わしくなかった。プロへの道を目指す彼にとって、大学生活の最後の試合は悔いが残るものとなっただろう。しかし、この経験が彼の今後の野球人生において良い意味での踏み台になることを期待したい。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?:トミー・ジョン手術は、野球選手によく見られる肘の靱帯を修復する手術のことです。主にピッチャーが受けることが多く、再び投球ができるようにするために行われます。
  • 育成ドラフトとは?:育成ドラフトは、プロ野球チームが特に才能のある選手を選ぶための制度で、選手に対して一般的な契約金よりも低い金額が提供されることがあります。育成選手は特別な支援を受けて成長することが期待されています。

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