侍ジャパン新ルール適応に向けた専門家の意見

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2025年11月16日、元中日監督の落合博満氏(71)と元DeNA監督の中畑清氏(71)が「サンデーモーニング」(TBS系)で侍ジャパンの強化試合に関する意見を交わしました

この試合では、メジャーリーグベースボール(MLB)仕様の新ルール、具体的にはピッチコムやピッチクロックが導入され、選手たちがこれにどのように適応するかが話題となりました

新ルールの具体的な内容

試合の中で、平良海馬投手(26)がピッチクロック違反で1ボールのペナルティーを受けた場面が注目されました

2死二塁の状況で、初球のサインが8秒以内に決まらなかったためです

それでも平良投手は後続を抑え、見事に試合を締めました

ピッチクロックについて

ピッチクロックとは、投手や打者が投球や打席に入る際の時間を計る装置です

投手は、走者がいないときは15秒、走者がいるときは18秒以内に投球動作を開始しなければなりません

違反した場合は、打者に1ボールが加算される仕組みです

中畑氏と落合氏の見解

中畑氏は、平良投手があえてピッチクロック違反を選んだのではないかと推測し、「サービス演出」と笑いながら話しました

また、落合氏は新ルールには慣れが必要だと強調しました

自身の現役時代を振り返った中畑氏は、「1球ごとに打席を外したことがあった」と話し、それに対し落合氏も「今回は絶対無理」と頷きました

主な新ルールの概要

ルール 概要
ピッチクロック 投手は15秒または18秒以内に投球動作を開始

違反で1ボール

打席構えの時間制限 打者は残り8秒以内に構えていなければ、1ストライク加算

外れることができる回数 1打席で外せるのは1回で、2回目は1ストライク加算

けん制回数の制限 1打席でのけん制は2回、3度目はボークとして扱われる

ピッチコムと拡大ベース
ピッチコムは、投手と捕手の間でサインをスムーズに伝えるための電子機器で、MLBでは2022から使用されています

また、拡大ベースは15インチから18インチにサイズが変更され、怪我のリスクを軽減し、盗塁を促進する目的があります

新ルールの導入により、選手たちのプレースタイルや試合進行が大きく変わる可能性があります。特にピッチクロックの存在は、投手にとってプレッシャーとなる一方、試合をよりスピーディに進める好材料ともなりうるため、選手たちには適応が求められます。
キーワード解説

  • ピッチクロックとは?
  • ピッチコムとは?
  • 拡大ベースとは?

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