阪神・百崎蒼生が初の宜野座キャンプスタートを果たす
2025年11月17日、高知県の安芸市営球場にて行われた阪神タイガースと中日ドラゴンズとの練習試合で、阪神は0-4と敗北した試合後、藤川球児監督(45)は注目の若手選手、百崎蒼生内野手(20)の来年の宜野座キャンプスタートを明言し、サプライズを提供した
百崎の成長と監督の期待
百崎選手は、試合で3番・三塁に入り、1安打を記録した藤川監督は「春は上(宜野座)からスタートさせようかなと思っています」と述べ、その期待を示した
また、藤川監督はキャンプに備えた5人の選手に合格切符を手渡し、その中には、一軍未経験の百崎も名を連ねた
けがからの復帰と実力発揮
百崎選手は今季中に顔面に投球が当たり、下顎骨を骨折して長期離脱していたが、11月11日の中日との練習で実戦復帰を果たし、初打席で左翼線二塁打を放つなど、その実力を証明した藤川監督は選手の成長を見守りながら、強化に努めている
来季への決意と競争の激化
百崎選手は「来年は勝負の年絶対に1軍で結果を残していかないと」と意気込む
内野のポジション争いが激しく、小幡や木浪、元西武の前山選手もいる中で、百崎は自らの力を磨く必要があるとし、先輩たちからのアドバイスを重視している
「長打力がまだまだだと思うので、(佐藤)輝さんや大山さんにいろいろと聞きたい」と話す彼の姿勢は、監督への信頼と自己成長の意欲を反映している
百崎選手の宜野座キャンプスタートは、ファンにとってもサプライズであるとともに、今後の活躍が期待されます。彼の復帰を挟む試練は、精神的な強さも育んだでしょう。監督の信頼に応え、競争が激しい内野ポジションでの争いがどのように展開されるのか、楽しみです。
キーワード解説
- 秋季キャンプとは?プロ野球選手がシーズンの合間に行う訓練で、新たな戦力を育成する重要な期間です。
- けがからの復帰とは?選手が過去の負傷から回復し、試合に戻ることを指し、精神的な成長が求められます。
- 内野手とは?野球において、特に内野のポジションを守る選手で、守備と打撃の両方でチームを支える役割があります。

