西山秀二氏、野球人生の失敗を振り返る

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プロ野球界で名を馳せた西山秀二さん(58)が、1990年代に広島の正捕手を務めていた思い出を語り、特に自らの過ちについて反省を述べています

西山さんは、プロ4年目の秋に、米国フロリダでの教育リーグ出発の日に酔いつぶれて新幹線に乗り遅れるという失態を犯したことを振り返りました

当時の状況と過ち

1987年、西山さんが広島にトレード移籍して以降、チームの若手選手は毎年恒例として教育リーグに参加していました

1989年秋、初めて1軍出場を果たした西山さんは、「1カ月アメリカに行くために飲みに行った」と述べ、出発直前に遅れるという事故が発生したことを明かしました

謝罪とオーナー代行の寛大さ

西山さんは酔いつぶれた状態で新幹線の集合時刻に遅れ、焦った末に松田元オーナー代行に電話をかけ、自らの引退を伝えようとしました

「自分のミスです」と謝罪し、引退を覚悟した西山さんに対し、オーナー代行は思いもよらぬ言葉を返したといいます

教育リーグでの体験

西山さんは、オーナー代行の意向で無事にフロリダに向かい、そこで厳しい罰を受けることに

毎日の1時間のランニングと丸坊主にさせられることで、野球への取り組みの甘さを痛感したそうです

これが彼の野球人生におけるターニングポイントとなりました

後輩へのメッセージ
西山さんは、最近活躍中の中村奨成選手に触れ、「彼も成績が出始めた」と語り、自身の失敗から学んでほしいと期待を寄せました

若い選手が成長するためには、自らが直面した困難やミスから何を学ぶかが重要だと示唆しています

西山秀二さんの過去の失敗から学ぶことは多く、特に若手選手にとっては助言として受け取れる部分が大きいです。自分のミスを冷静に反省することこそが成長につながります。彼の経験談が多くの選手に影響を与えることを期待しています。
キーワード解説

  • 捕手とは?最近では試合中に投手と連携を取りながら守備や攻撃を指示する選手のこと。
  • 教育リーグとは?若手選手が実戦経験を積むための球団主催のリーグ。
  • ベストナインとは?各ポジションにおいてその年の最も優れた選手に与えられるタイトル。

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