西舘投手の新たな挑戦
巨人の西舘勇陽投手(23)が、チームメイトでエース級の実力を持つ山崎伊織投手(27)に弟子入りすることを決定しましたこれにより、来季の先発ローテーションの定着を誓っています
17日には、G球場でキャッチボールなどの練習を実施し、オフには「伊織塾」に入門する意向を明かしました
西舘投手は、「キャッチボールを通じて学ぶことが非常に多い」と語り、近くで見せる先輩投手の技術を自らの成長につなげたいという思いを示しました
今季は先発と中継ぎとして計15試合に登板し、成績は2勝3敗、防御率4・22
先輩から多くを学ぶことで、さらなる向上を図っています
練習内容と成長への期待
今オフのテーマは「変化球」であり、「スライダーは得意だが、縦の変化球や落ち球も習得したい」と意気込んでいます特に、学生時代には投げていたチェンジアップを再度試すことで、投球の幅を広げるつもりです
「開幕から1年間投げるためには、先発としての極意を学び、飛躍の年にしたい」との意気込みもあり、今後の成長が期待されます
西舘投手が山崎投手に弟子入りする決定は、彼の成長にとって大きな意味を持つでしょう。特に、技術的なポイントを直接学びながら、エース投手の姿勢や考え方に触れることで、技術の向上だけでなく、メンタル面でも大きな成長が期待できます。彼のオフのテーマである変化球の習得も、来季に向けて重要な要素となりそうです。
キーワード解説
- 先発ローテーションとは?:プロ野球において、投手陣が試合ごとに先発する順番を決めること
- エースとは?:チームで最も実力があり、信頼される先発投手のこと
- 変化球とは?:投球の際にボールの軌道や速度を変化させることによって打者を翻弄するための球種のこと
- スライダーとは?:直線的に飛び、打者に近づくと急に曲がる変化球の一種

