ヤクルト、リランゾ投手を新外国人候補に挙げる

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 東京ヤクルトスワローズが、来季の新外国人選手として、米大リーグ・ミルウォーキー・ブルワーズ傘下の3Aチームであるナッシュビルに所属していたヘスス・リランゾ投手(30歳)の獲得を目指していることが18日に明らかになりました

リランゾの加入が実現すれば、池山監督の新体制下での初の助っ人補強となります

リランゾ投手のプロフィール

ドミニカ共和国出身のリランゾは、188センチ・112キロという体格を持つ右投げ右打ちの投手です

彼の最大の武器は、最速156キロを記録する直球で、平均球速も154キロと圧倒的な球威を誇ります

今季の成績

ナッシュビルにおいて、リランゾは今シーズン48試合に登板し、3勝4敗、防御率3.39、6セーブを記録しました

さらに、58と1/3イニングで64三振を奪うなど、そのパフォーマンスは非常に印象的です

メジャーリーグでの経験はありませんが、マイナーリーグでの通算317試合の中で25セーブを挙げており、一定の経験を積んでいます

ヤクルトの投手陣の現状

ヤクルトは今シーズン、最下位に沈んでおり、ブルペンの安定感を欠いたことでリーグワーストの防御率(3.59)を記録しました

ストッパーを固定できない状況が続いているため、新たな抑え投手の獲得は補強の最重要ポイントの一つとなっています

今後の展望
ヤクルトは、チーム再建に向けてリランゾ投手の獲得を含む調査を進めており、彼がクローザー候補として期待される存在となる可能性があります

ヤクルトがリランゾ投手に注目するのは、彼の持つ強力な直球と豊富なマイナーリーグでの経験に基づいていると言えます。新体制のもと、チームが再建に向けて動き出す中、彼の加入がどのように影響するのかが興味深いところです。
キーワード解説

  • リリーバーとは?:試合終盤に登板し、試合を締める役割を担う投手のこと。
  • クローザーとは?:試合の終盤に登板し、勝利を確実にするために登場する特定の投手のこと。
  • 防御率とは?:投手が与えた失点の数を示す指標で、一般的には低いほど良いとされる。

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