阪神の掛布雅之OB会長、球音を楽しむ静かな試合の提案

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阪神タイガースOB会長の掛布雅之氏(69)は、2023年1月21日、大阪市内で行われた甲子園歴史館運営会議に出席し、ファンサービスの一環として、鳴り物応援を排除し、選手の打球音や采配の声などを楽しむ試合の開催を提案しました

掛布会長は、「選手たちの打球音は非常に興味深く、特に佐藤輝選手の打球音はすごいものがあります」と語り、その理由として過去の経験を引き合いに出しました

掛布会長の提案の背景

掛布会長は、長嶋茂雄元監督が監督を務めていた際に、東京ドームで行われた試合において鳴り物応援なしで球音を楽しむイベントがあったことを挙げ、このような試合を甲子園でも実現したいと語ります

「今年は阪神球団創設90周年であり、約4万人収容可能な甲子園でこの演出を行えば、素晴らしい野球が見られるのではないか」と期待を寄せました

球団の反応

阪神電鉄の粟井球団社長は、掛布会長の提案について非常に好意的な反応を示し、「アイデアとしては本当にありがたい

球団創設100周年に向けて、この試みを実現するために前向きに取り組んでいきたい」とコメントしました

掛布雅之OB会長の提案は、ファンに新たな観戦体験を提供するものとして注目されます。球音を楽しむことで選手との一体感が生まれることから、さらなる野球の魅力を引き出す可能性を感じます。
ネットの反応

阪神・掛布雅之OB会長が鳴り物応援なしの「球音デー」を提案したことについて、ネット上では多くのコメントが寄せられています

提案を支持する意見として、「1日だけでなく全試合でやってほしい」「鳴り物がうるさいから、メジャーのように静かに観戦したい」といった意見があります

また、試合中のバットやボールの音を楽しみたいという声もあり、実際に日米野球で鳴り物なしの試合を観て感銘を受けたとのコメントも見られます

一方、反対意見も多く、「応援こそ野球の醍醐味」「立ち応援を認めるように提案してほしい」といった意見が出ています

特に、甲子園を愛するファンは、声を出して一緒に盛り上がることを楽しみにしているため、応援なしでは物足りなさを感じるとの声がありました

また、過去のコロナ禍での無観客試合を振り返り「味気なかった」と思い出す人も多く、観客同士の一体感を重視する意見が多数派を占めています

さらに、鳴り物がない場合は観戦の楽しみが減ると考え、「チケットを買わない」といった厳しい意見もありました

このように、鳴り物応援の有無については、賛成派と反対派の意見が激しく対立している様子が見受けられ、野球観戦をどのように楽しむかについての価値観が分かれることが浮き彫りとなっています

ネットコメントを一部抜粋

  • それが良いなら1日だけやるんじゃなくて全部やったら良いのに
  • なんでもメジャーに合わせるのは反対だけど鳴り物はうるさいからメジャーみたいでいい
  • いい提案かと、日米野球とかで、鳴り物入りがなしで試合したら、バット音が凄まじく聞こえてきて、凄いなあと思った。
  • 応援こそ野球の醍醐味であり、プレーの一部とさえ思っている。
  • 甲子園フリークは野球観戦3割大声出して発散目的が7割。
キーワード解説

  • 鳴り物応援とは?: 鳴り物応援は、野球観戦時にファンが楽器や鳴り物を使って応援するスタイルのことを指します。
  • 球音とは?: 球音は、バットがボールに触れた際の音や、投手の投球音など、野球における音のことを言います。
  • ファンサービスとは?: ファンサービスは、観客やファンに喜んでもらうための様々なサービスやイベントを提供することです。

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