ヤクルト・武岡龍世、来季に向けた抱負を語る:レギュラー獲得を目指す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 東京ヤクルトスワローズの内野手、武岡龍世選手(34)が、2025年11月20日に東京都港区の球団事務所で契約更改交渉を行い、年俸1500万円で新たな契約に署名した

この契約は、前年度から100万円ダウンとなっている

(金額は推定)

今季のチームでの立ち位置と課題

 武岡選手は、プロ6年目を迎えた2025年シーズンにおいて、47試合に出場し、打率は・183、1本塁打、5打点という成績を残した

これまでの出場試合数から大幅に減少したが、彼は「1、2軍通して凄く課題が出た」と振り返る

直球と変化球への対応

 今季のテーマは「直球をどれだけ確率よく打ち返せるか」だったが、結果的に変化球への対応には苦しさを感じたようだ

野球では、直球とは速さのある球種、変化球はそれに対し回転や変化が加えられた球種を指す

武岡選手は、手先が器用である一方、手先だけで打つ傾向があるため、来季は「体で打つこと」をテーマに設けている

手術の影響と健康への感謝

 昨年12月に扁桃腺摘出手術を受けた武岡選手は、慢性的な扁桃腺炎が解消され、健康的に野球生活を送れることへの感謝を語った

「(今年)1年、ケガと病気がなく元気に野球ができたことはよかった」と、この健康状態を維持できることを重視している様子が伺える

明確な目標設定
 来季の目標として、武岡選手は色紙に「レギュラー」と書き込み、「こうなりたいという目標は明確にある」と確固たる意志を示した

彼は「今の自分に集中してやれば、自ずと結果はついてくる」と、自身の成長への期待を述べた

武岡選手は今季、自身の課題をしっかり認識し、来季に向けて明確な目標を掲げている。体での打撃を意識することで、打席での対応力を向上させることができるだろう。選手としての成長が期待される。
キーワード解説

  • 直球とは?:速く真っすぐに飛ぶ球のこと。バッターにとって基本的な球種であり、打撃力の向上には必須。
  • 変化球とは?:ボールが投げられた後に回転や角度によって軌道が変わる球。バッターには打つのが難しく、投手にとっては有利な武器。
  • 打率とは?:選手の打撃成績を示す数値で、安打数を打数で割ったもの。高い打率は選手の安打を多く打つ能力を示す。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。