両選手とも同日帰国した
マルティネス選手は25歳で、190センチという長身を活かした投球スタイルが特徴の右腕投手である
彼は阪神が球団史上初めてドミニカ共和国で行った2024年のトライアウトを経て、育成契約で入団した
来日1年目の昨季、二軍では17試合に登板し、防御率は3.93を記録
来日2年目となる今季は9試合に登板し、先発7試合を含む0勝1敗、防御率2.95と成績を向上させた
一方、コンスエグラ選手は長打力が特徴の右打ち外野手で、2024年12月に行われたドミニカ共和国でのトライアウトで阪神との育成契約を結んだ
初年度となる今季は守備での負傷も影響し、25試合出場で打率は.148と苦しんだ
しかし、彼のスイングスピードや打球速度の速さには注目が集まっており、来季は支配下契約を目指してのシーズンとなるだろう
帰国に際して、マルティネス選手は「2年目もたくさんの応援をありがとうございました
今年も多くのことを学び、大事な一年になりました」とコメントし、支えてくれたコーチやチームメイトへの感謝の意を示した
コンスエグラ選手も「今年は怪我が多く大変でしたが、学ぶことが多かったです
応援してくれたファンやスタッフ、チームメイトにも感謝しています」と述べた
阪神タイガースが育成選手契約を更新したことで、来季の戦力強化が期待される。特にマルティネス選手は着実に成績を向上させており、今後の活躍に注目が集まる。一方、コンスエグラ選手は苦しんだ一年となったが、そのポテンシャルを持っていることは明らかで、来季の成長が期待される。
キーワード解説
- 育成選手契約とは?:プロ野球チームが選手を育成する目的で結ぶ契約で、通常の契約とは異なり、支配下登録されるまでの間に選手の育成を進めるものです。
- 防御率とは?:投手の成績を示す指標で、1試合あたりに許した得点の平均を表します。防御率が低いほど投手の成績が良いことを示します。
- 支配下契約とは?:選手がプロチームに本契約されることを指します。支配下契約がなければ、選手は一軍や二軍でのプレーができません。

