巨人・阿部監督が語る今季の反省点とチームの展望

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日本テレビ『news zero』にて21日に放送された「巨人軍監督日記 第2章」では、監督の阿部慎之助が2023年のシーズンを振り返りました

巨人はこのシーズン、70勝69敗という成績を収め、リーグ3位に終わりましたが、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージではDeNAに連続して敗れ、シーズンを終える形となりました

岡本選手の離脱が響いたシーズン

阿部監督は「やっぱり岡本の不在

戸郷の不調だったりとか

すごくそれが響いてしまった」と、チームの主力選手の負傷による影響を強調しました

岡本和真選手は、5月6日の阪神戦での守備中に相手選手と交錯し、左肘のじん帯を損傷する大怪我を負い、約3か月にわたる離脱を余儀なくされました

この影響で、主砲としての役割が果たせず、チームは得点力を欠く状況が続きました

戸郷投手の調整不足

さらに、エースの戸郷翔征投手も調子を崩し、開幕投手としての期待に応えることができませんでした

過去3年間で合計33勝をマークしていた戸郷選手でしたが、今季は開幕からの3試合で0勝2敗、防御率11.12という成績に終わり、再びファームでの調整を強いられることとなりました

監督としての反省

阿部監督は、チームをまとめるためのアプローチに反省の意を示し、「僕の反省がすごく大きい」と述べました

特に「凡事徹底」、つまり「当たり前のことを徹底的に行うこと」の重要性を認識し、その実行に苦労したと語りました

今後の展望

2024年シーズンに向けて、チームは再び岡本選手と戸郷選手の成長を期待しつつ、新たな戦力の補強や戦略を模索していく必要があります

シーズンの振り返りを行った阿部監督の発言から、多くの課題が浮き彫りとなった2023年の巨人。特に主力選手の不在は、チーム上下に大きな影響を与えたことが分かります。今後のシーズンには、これらの反省点を生かし、さらなる成長を期待したいです。
キーワード解説

  • 巨人とは?:北海道から沖縄まで、日本全国で多くのファンを抱えるプロ野球チームの一つで、特に東京ドームを本拠地としています。
  • 阿部慎之助とは?:元プロ野球選手で、巨人軍の監督としてチームを指導している。選手時代は捕手として活躍した。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:日本のプロ野球におけるリーグ戦の後に行われる、プレーオフに相当する試合制度。

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