広島カープ・坂倉将吾が秋季キャンプを振り返り、来季への意気込みを語る

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広島東洋カープは、3週間にわたる宮崎・日南での秋季キャンプを終え、選手たちの成長を実感した

今回のキャンプで特に注目されたのは、3年ぶりに参加した坂倉将吾捕手(27)の存在で、彼は「本当に充実していた」と述べ、来季について「分岐点」と位置付けた

新井貴浩監督(48)も、選手たちの成長に手応えを感じており、「ここにいる選手がどれだけ出てくるか

それがチームの底力を押し上げる」と期待を寄せている

坂倉は、特に侍ジャパンとの練習試合での活躍に自信を深めた

この試合では2安打3打点を記録し、ベンチに向かって喜びの声を上げた

「自然に“ヨッシャー”と出た

練習でやってきたことが出せると、こんなにうれしいんだと思えた」と彼は語った

また、今季は春季キャンプ終盤に負った右手中指骨折の影響で調子を欠いていた坂倉だが、今秋のキャンプでは捕手としての基本スローイングを重点的に練習

この他にも、千葉の施設で行った動作解析をもとに、どのように体を使うかを試行錯誤してきた

坂倉は、「指の状態は確実に良くなっていると思う

打撃も良くなりそうな感覚がある」と手応えを感じている

新井監督は、「今までのキャンプで一番、選手の成長を感じた」と振り返り、坂倉に対して「打撃はレベルが違うし、指の回復具合もいい

いろいろ言ってくる人たちを見返してほしい」と激励

坂倉も来季について「10年目で分岐点になると思う

全て受け止めてはね返す感じでいこうと思う」と決意を新たにしている

これからの坂倉の進化に注目が集まっている

今シーズン、坂倉選手は悔しい思いをしたが、秋季キャンプを通じて自信を取り戻しつつある。彼の成長と取り組みが来季の結果にどう結びつくのか、ファンとしても非常に楽しみである。坂倉選手の背番号31がどんな舞台で輝くのか、今後の活躍に期待が高まる。
キーワード解説

  • 秋季キャンプとは?秋季キャンプは、プロ野球の選手たちがシーズン終了後に行う練習合宿で、主に基礎体力や技術向上を目的としています。
  • 捕手とは?捕手は野球のポジションの一つで、投手からの球を受け止める役割の他、アウトを取るためのスローイングやバッテリーの戦略を指示する重要な存在です。
  • 侍ジャパンとは?侍ジャパンは日本のプロ野球選手から選ばれる日本代表チームの名称で、国際大会で日本の野球を代表して戦います。
  • 分岐点とは?分岐点とは、物事が変化する重要な時期や状況を指し、スポーツ選手にとってはキャリアの方向性が大きく変わる重要な瞬間を意味します。

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