ソフトバンク・嶺井博希捕手が来季正捕手獲りに向けた意気込みを語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ソフトバンクホークスの嶺井博希捕手(34)は、来シーズンに向けての意欲を明らかにしました

嶺井選手は、今季の日本シリーズが終了した後、まずはしっかりと休養を取り、息子の少年野球を観戦する時間を設けたと話します

しかし、彼は来週25日から再び体を鍛える準備を進めるとのことです

今シーズン、嶺井選手は主に大関投手とのバッテリーを組み、63試合に出場し、4本塁打、19打点を記録しました

特に、彼の勝負強い打撃は高く評価されています

ポストシーズンでは、日本シリーズ第5戦で阪神と対戦した際、途中出場し2安打を放ちましたが、自身のパフォーマンスについては「たまたま打てただけ」と謙遜し、「投手とのコミュニケーションやリード面についても、まだまだ改善の余地がある」と反省の言葉を口にしました

先発としての出場機会は38試合だったものの、若手の海野選手に多くの出番を譲りました

来年6月に35歳を迎えるベテラン捕手は、自身のスタメン出場を増やすため、体の再構築に取り組む決意を示しています

来年の自主トレは、宮崎県で実施する予定で、これにはDeNAの首位打者に輝いた宮崎選手や、元同僚の日本ハム・吉田選手も参加する計画です

嶺井選手は「打撃、ウエートトレーニング、体幹、走り込みなど、全ての面で強化を図る」と意気込みを語りました

同学年の選手には山川選手や今宮選手がおり、来春のキャンプには万全の状態で臨み、「攻守ともにまだまだやれることを示したい」と力強く訴えました

嶺井捕手が語る来季への準備は、努力と向上心の表れです。年齢を重ねてもなお、現役選手としての実力を伸ばし続けようとする姿勢は、若手選手にとっても手本となるでしょう。技術の向上に向けた具体的な行動と周囲との連携を大切にすることが、チーム全体の士気を高める要因になります。
キーワード解説

  • 捕手とは?:プロ野球における捕手は、ピッチャーが投げたボールを受けるだけでなく、守備や攻撃での作戦を指示し、チームを支えます。
  • バッテリーとは?:ピッチャーと捕手のコンビを指し、互いの信頼関係やコミュニケーションが重要です。
  • 自主トレとは?:選手がチームの公式練習以外で自分で行う練習を指し、体力向上や技術の向上を目的とします。

SNSでもご購読できます。