これまでの歴代本塁打を日付別に集計したカレンダーが、この度制作され話題を呼んでいる
本塁打カレンダーの制作背景
このカレンダーは、芦屋市に在住する鉄道デザイナーの大森正樹さん(58)が手掛けたもので、2005年より毎年、阪神の詳細データを収集しビジュアル化してきた今回は2026年版が本塁打をテーマに選ばれ、特に2024年シーズンでの「史上最速のリーグ優勝」を記念して製作された
本塁打の記録とその影響
カレンダーでは、年度別、日付別、勝敗別に本塁打の数を示し、特に日付別では5月5日(こどもの日)が73本で最多であり、続いて4月29日が65本、7月15日が62本と続く果たして本塁打は勝敗にどれほど影響を与えるのだろうか
勝敗を分ける本塁打の力
本塁打が出た試合5643試合の勝率は6割1分6厘だったのに対し、本塁打が出なかった5833試合の勝率は4割2分4厘で、数字からも本塁打の重要性が示されているさらに、本塁打が2本以上出た試合では勝率が7割3分7厘、3本以上だと8割8厘、4本以上で8割4分4厘、5本以上で8割7分3厘、最後に6本以上で9割3分3厘に達することが分かった
歴史的な本塁打の記録
阪神の1試合最多本塁打は9本であり、これは1976年9月19日の広島戦で記録されたこの試合では、5人の選手が本塁打を放ち、13対4で阪神が大勝した
相関関係を調べる興味深いクイズ
大森さんは、今回の集計に関して特異な視点から切り込んでおり、初回先頭打者や満塁本塁打などの記録も含めているまた、クイズ形式で「この4項目全ての本塁打を放った打者は誰か?」と問いかけ、ファンの関心を引いている
阪神タイガースが制作した本塁打カレンダーは、チームの歴史を興味深く振り返る良い機会を提供しており、ホームランと勝利の相関関係を示したことでファンに新たな視点を提供しています。このようなデータ集計が、ファンの阪神への愛着をさらに深めることにつながることを期待しています。
キーワード解説
- 本塁打とは?:野球において、打者が打ったボールがフェンスを越えた場合、打者自身と塁上の走者全員が得点をすることを指します。
- 勝率とは?:試合に勝った割合を示す数値で、勝った試合の数を全試合数で割って算出されます。
- データビジュアライゼーションとは?:データを視覚的に表現する技術で、複雑なデータを理解しやすくするために使われます。

